全日本大学駅伝2021の感想【シード権獲得校編】~今日はいい音の日 | 過労士★ランニングクラブ熊本

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本日は会社はお休み。


日曜日に行われた全日本大学駅伝のチーム別感想は3位まで述べましたので、今日はその他のシード権獲得校5チームについて一気に。




【4位・國學院大


一時はシード圏外の10位に沈むも、終わってみれば出雲駅伝と同様に4位に食い込み、


知らない間に上位に入っているひと頃の帝京大のような強さに。


昨年卒業した浦野雄平選手のようなスーパーエース級が出てくれば優勝争いの常連へと躍進しそうで、


出雲に引き続いて全日本でも7区3位と好走した1年生の平林清澄選手が監督の期待通りに今後成長すれば、


チームとして再びタイトル獲得のチャンスも出てきそう。




【5位・東京国際大


これまでは箱根はヴィンセント選手、全日本はムセンビ選手と強力な留学生コンビを使い分けてきましたが、


今回はヴィンセント選手を、それも終盤の長距離区間ではなく前半の3区に起用。


おそらく箱根を見据えて、他の選手たちに首位を走る経験を積ませることが目的で、


日本人エースの丹所健選手も6区で快走したことで、狙い通りに多くの選手がトップ快走のシミュレーションを完了。


課題の山登り5区を克服すれば、箱根の往路優勝の可能性は高そう。




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【6位・早稲田大


出雲駅伝の4区で区間賞を獲った1年生の石塚陽士選手が、今回も5区で首位に立つ快走。


中距離選手ですが、ロードの単独走が得意ということで、箱根でも復路の平坦区間7区なら面白そう。


また、1区7位と健闘した同じく1年生の伊藤大志選手は山上りにも意欲を見せており、




もしも本当に使えるメドが立てば、早稲田にとっては鬼門の山にも不安材料がなくなり、


あとは中谷井川太田の1万m27分台トリオが機能すれば、箱根は総合優勝もあり得ない話ではなさそう。



【7位・明治大


箱根予選会を圧勝した勢いもあって私は優勝候補の一角に推しましたが、


確かに勢いに乗って快走した選手はいたものの、疲労が残ってる選手もいたようで、区間ごとに好不調がはっきりするデコボコ駅伝で7位。


ただ、昨年は全日本で3位に入ったために箱根では優勝をと、身の丈に合わない目標を設定して失敗しただけに、


今回は7位ということで現実的な目標設定をしてくるでしょうから、箱根でもシード確保は大丈夫そう。




【8位・中央大


明大同様、下級生を中心に箱根予選会の疲労が出た選手がいたものの、


5区3位の三浦拓朗選手、8区5位の手島駿選手と体力のある4年生が奮起してシード獲得。


春は不調だった吉居大和選手も1区2位と箱根予選会に続いて好走して復活。


箱根では順大三浦龍司選手と1区で激突する可能性が高く、空前絶後のデットヒートが期待できそう。