全日本大学駅伝2021の感想【2位・青学大、3位・順大編】~今日は119番の日 | 過労士★ランニングクラブ熊本

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本日は早朝4時に出勤して、夕方5時に終業で残業は4時間。



日曜日に行われた全日本大学駅伝では、青山学院大が出雲駅伝に引き続いての準優勝という結果となりました。




全日本でも一昨年、昨年に続いて3年連続でアンカー対決に敗れる惜しい結果が続いているわけですが、


今回もそうでしたが、出雲といい、今年の箱根といい、1区で良い滑り出しを見せながら2区で大きく順位を落とすレースが続いています。


最後は地力を見せて上位に入ってくるのですが、この2区さえ上手く乗り切ればもっと優位に主導権を握りながらレースを進められたことでしょう。



そう考えると前々回の箱根2区で1年生ながら区間5位と好走した岸本大紀選手が、


今回の全日本3区で区間3位、日本人トップの快走で復活したことは箱根に向けては明るい材料です。




アンカー対決で敗れた飯田貴之選手に関してですが、解説者の方々は後ろに付いている飯田選手が有利だ的なことをずっと語っていましたが、


右後ろに行ったり、左後ろに付けたり、腕時計をチラチラ見たり、ずいぶん走りづらそうに、自分のリズムで走れていないように私には見受けられました。




本人もツイッターで前に出なかったことを後悔している節を明かしましたが、




後方待機は監督の指示だったとのことで、『男前大作戦』を掲げ、「男だろの掛け声の前で走りたい」とメディアの前では言いながら、


それを実際のレースで活かさなかった原監督はもっと後悔していることだろうなと察するのであります。




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3位には順天堂大が入り、2001年以来20年ぶりとなるトップ3入りを果たしました。




全日本大学駅伝が創設された1970年以降で見ると、順大は箱根を53年間で10回も制しているにもかかわらず、


全日本優勝は2000年の1回のみと相性の良くない大会であったのですが、


ここで3位ということは相性の良い箱根に向けて視界は良好といったところです。



注目の三浦龍司選手は学生駅伝では初の1区以外となる2区に起用され、ごぼう抜きが見られるかと思いましたが、混戦で大集団となって1区のような展開に。


結果的に11番手から首位に立って10人抜きとなりましたが、1区のようになったおかげで三浦選手も無理をすることなく、


ラストだけ本気を出す感じで、疲労を残さず、将来を考えれば理想的な展開となってくれました。




チームとしても練習では三浦選手の世界レベルの走りに刺激を受けながらも、レースでは三浦選手に頼り過ぎない理想的な形になりつつあり、


これは三浦選手の在学中に箱根制覇もあり得るのではないかと期待が膨らんでくるのであります。