ジャパン・マラソン・チャンピオンシップ創設~今日はボウリングの日 | 過労士★ランニングクラブ熊本

過労士★ランニングクラブ熊本

1日の平均残業時間が5時間を超える「一級過労士」によるランニング記録。
駅伝・マラソンを始めとした陸上競技に関する話題の他、
読売巨人軍や大相撲など各種スポーツに関する話題も更新していきます。

本日は早朝4時に出勤して、夕方5時に終業で残業は4時間。



日本陸連は2024年パリ五輪のマラソン日本代表選考に関しても、東京大会の時と同様にMGC方式を踏襲する方針であることを明らかにするとともに、


日本のマラソン大会を体系化して、「ジャパンマラソンチャンピオンシップJMC)シリーズ」を創設することが発表されました。




国内のマラソン大会を競馬のようにG1、G2などとグレード分けして、各大会の上位者に記録も加味したポイントを与え、


2年間を1つのシーズンとして、各選手が期間内に出場した中で成績の良い3大会のポイント合計によって総合成績を競い、


その総合1位の選手は日本選手権王者として認められるとともに、JMCの成績は世界選手権やアジア大会の代表選考にもリンクさせていく構想とのことです。




びわ湖や福岡国際の終了で今後の男子の代表選考はどうなることかと心配されていましたが、


今回のJMC設立によって国内全てのマラソン大会が代表選考に繋がることとなり、


そして東京五輪の代表選考で空前の盛り上がりを見せたMGCシリーズが通年、継続的に行われることとなり、




代表選考問題の解決と日本マラソン界の活性化を両立させた見事なアイデアであるなと感心したのであります。


▼本日限定!ブログスタンプ

あなたもスタンプをGETしよう


海外の大会に出場した選手の成績をどう反映させていくか、また、いいとこ取り3大会がポイント対象になるため、


川内優輝選手のようにたくさん大会に出る選手が有利になるなどの諸問題はありますが、それらもおいおい解決されていくことでしょう。




このJMC構想の面白いところは、ゆくゆくは出場者すべてにポイントが与えられて、


つまりは私のような市民ランナーにも大会のグレード・順位・記録に応じたポイントがついて、


現在『ランナーズ』で毎年発表されている「全日本マラソンランキング」がさらに強化される形での、日本陸連公認の全国ランキングが出るところであります。



そしておそらく、現在は自己申告のタイムで決められているスタートブロックの位置も、


ランキングを基にして自動的に決まるようになり、そうすれば自分と似たような走力の人が周囲にいるわけで、より走りやすくなることと思います。




ランキングによってゼッケンの色や番号も変えればなおさらわかりやすいですし、


より良い色、より若い番号のゼッケンを目指すモチベーションも生まれることでしょう。