全日本大学駅伝2021・関東地区予選会の感想~今日はスナックの日 | 過労士★ランニングクラブ熊本

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本日は早朝4時に出勤して、夕方6時に終業で残業は5時間。



11月開催の全日本大学駅伝の関東地区予選が先週の土曜日に行われ、


昨年の本大会の上位8校(駒澤・東海・明治・青学・早稲田・東洋・帝京・順天)を除く、書類選考を突破した20校が「7」つの枠を巡って争いました。




予選会の方式は例年同様に1万mのレースを4組実施して、各組2選手ずつ合計8名が出場してその合計タイムで決まります。



予選会で1位に輝いたのは前回の本大会10位の東京国際大で、2019年に続いての予選会トップ通過。


1組目終了時で16位と大きく出遅れましたが、2組目で7位と通過圏内に入ると、


最終4組目でエースのイエゴン・ヴィンセント選手が27分50秒台で組1位、日本人エースの丹所健選手も日本人2位の好走で一気に首位を奪いました。




予選会2位は前回の本大会9位と惜しくもシードに届かなかった國學院大


1組目から首位に立ち、その後も上位をキープする危なげない戦いぶりで、


箱根でもシードを持つこの東国大と國學院大の2校は本戦でも優勝を争う力があることを見せつけた感じです。




以下、各選手が大崩れしなかった法大拓大と続き、


5位には過去にレース中のアクシデントもあってこの予選会をなかなか通過できなかった中大が入り、9年ぶりの本戦出場。


吉居大和選手、森凪也選手の2枚看板が故障などで不在ながらもこの結果ですから、こちらも本戦が楽しみです。




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2組目でエース級の吉田光汰選手が組最下位と大ブレーキを起こした中央学院大ですが、


3組目でワン・ツーフィニッシュを決めるなど一気に巻き返して6位通過。


ユニフォームも一新され、昨年の箱根予選会で箱根出場を19年ぶりに逃したショックから早くも立ち直ってきているようです。




最終4組でエース藤本珠輝選手が日本人トップの快走を見せた日体大が逆転で7位に滑り込み、以上の7校が伊勢路への切符を獲得。




予選会で敗退した大学を見てみると、箱根も全日本も出場経験のない駿河台大が8位に躍進し、悲願の箱根初出場へ大いに期待の持てる結果となりました。




また、近年不振が続く大東大は3組終了時点で5位につけるも、


最終組で大学史上初の留学生、ピーター・ムワンギ選手が38位に沈んでチームも12位に敗退しましたが、


日本人選手の充実ぶりは大きな収穫で、こちらも復活へ向けて楽しみな内容でした。



一方、箱根2位の創価大は3名の選手が組30位以下に沈むなど、チーム14位と全く振るわず。


ただし、この全日本予選会は前回も12位、前々回も13位と苦手にしながら箱根のほうでは好結果を残していますので、そこまで深刻にとらえる必要はなさそうです。