三輪にごみ資源化施設建設か? | 農に学ぶ。

農に学ぶ。

すべての命をいつくしみ、
思いやりとやさしい気持ちを忘れずにいたい。

「農に学ぶ。」の活動フィールドである里山に、またひとつ大きな問題が出てきました。

ひとつは、以前ブログで紹介した三輪緑地基本計画
里山の一部が緑地公園化されようとしています。

今回出てきた問題が、ごみの資源化施設・建設候補地選定というものです。

町田市が、「町田市一般廃棄物資源化基本計画」に基づき、老朽化が進んでいる焼却施設の建替えに併せ、どのような施設を町田市内のどこに建設するか検討を進めています。

新しいごみの焼却施設・資源化施設を建設するということです。


現在、建設場所の一次選定地域(案)までが決まっています。

$農に学ぶ。

大まかに4つエリアで選ばれています。
どこも市街地から離れた場所、里山や緑が残されている所です。


その中に我々の活動フィールドが選ばれています。画像右端の「鶴川駅」近くの三輪町エリアです。

「農に学ぶ。」は主に「どんぐり農園」で活動していて、他にも「たんぽぽ農園」「教育ファーム」「緑山の畑」などの活動場所があります。

$農に学ぶ。

画像を見ての通り、「どんぐり農園」「たんぽぽ農園」「緑山の畑」が選定地域内になっています。


そして、このエリアは町田市が東京都に対して自然保護条例に基づく里山保全地域に指定要請をしています。
それにも関らず、何故か一次選定地域に選ばれています。


今後の流れは以下の通りで、

一次選定市民意見の募集二次選定選定結果を公表三次選定選定結果を公表
2012年5月頃に最終結果が公表されるようです。かなり早い段階で計画が進むみたいですね。



いくら新しい処理施設といっても、里山の自然界にどれだけの影響があるかはわかりません。

三輪の里山では「農に学ぶ。」以外にも沢山の団体が活動しています。
里山を里山として、そしてこの里山でこれからも活動していくには、三輪での建設はなんとかして食い止めたいです。


とにかく、今はこの事を多くの人たちに知ってもらう事が大切だと考えています。
そして、この記事を読んでくださった方で、興味・関心のある方がいらっしゃいましたら、
ぜひ町田市に意見を提出していただければと思います。


募集期間 ~12月5日まで
ごみの資源化施設・建設候補地選定に関する意見を募集します



もがき