11月13日(日) 定例作業 稲刈り | 農に学ぶ。

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11月13日(日) 定例作業 天気晴れ

大人:16名 子供:12名 計28名



当日の夜か、朝に雨が降ったらしく、またまた田植えのようなどんぐり農園らしい稲刈りでした。
前回、刈り残した栄光が1枚の半分ほど残っていました。
ほとんどが倒れてしまっています。
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今回は、初めてのご家族もいらっしゃったので、松田さんの指導のもと、作業を行いました。
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(写真提供 杉田さん)

ぬかるんだ田んぼでの稲刈は、歩くだけで一苦労。
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それでも、すこしずつ着実に、稲を刈っていきます。

今回はすすんで稲刈りをする子供達。しっかりとできることをお手伝い。

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                           (写真提供 杉田さん)


今年最後の稲刈りは、泥がついてしまった穂が多かったですが、無事はざがけまで午前中で終了しました。
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立冬を過ぎましたが、初冬と言っても例年に比べてなんとも暖かい日でした。生きもの達もまだ冬支度せずにまだみられるものもいました。

田んぼの中には、タニシやザリガニ、シオカラトンボのヤゴ、ニホンアカガエルなど、
外では、アキアカネ、クロコノマチョウ、キタテハ、トビイロツノゼミ、コカマキリ、イナゴ
、カヤキリ、カナヘビなどが見られましたが、まだアゲハチョウが飛んでいたりして、季節がぼやけて来ているなぁと感じてしまいました。
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(キタテハ)
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(アキアカネ)
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(シオカラトンボのヤゴ)
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(クロコノマチョウ)

植物は、オオオナモミ、キツネノマゴ、カラスウリ、ノアザミの花やタデの花がよく咲いていましたよ。

その中で今回、気になった方々を紹介します。

トビイロツノゼミ
カメムシ目ツノゼミ科 
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ツノゼミの中で最も良く見られます。
前胸背の左右に突起がある。
オオオナモミに止まっていました。
大きさは5~6mmとかなり小さいですが、この仲間は
変わった形をしたものが多く見ていて飽きないですね。


ニホンアカガエル       
両性網無尾目アカガエル科アカガエル属
学名(Rana japonica)
本州、四国、九州 大隅半島
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平地から丘陵地にかけて明るい森林、池沼、水田周辺の草むら、湿地などに生息しています。
繁殖は本州に住むカエルの中では一番早く、1月~3月に行われます。
水の残った田んぼに産卵するのが一般的です。
繁殖が終わると斜面林の落ち葉などに潜り5月頃まで冬眠します。
キョッ、キョッ、キョッ、キョッと鳴きます。
ヤマアカガエルとの見分け方は、目の横のラインがニホンアカガエルはまっすぐですが、
ヤマアカガエルは曲がっています。
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東京都と神奈川県では絶滅危惧種Ⅱ類に登録されています。
最近、どんぐりの田んぼでよく会います。


キツネノマゴ
キツネノマゴ科キツネノマゴ
本州~九州
花期 8~10月
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ハナバチの花粉の媒介をする代表的な虫媒花です。
日本にはこの一種だけです。
名前の由来はよくわからないそうなので、興味のある方は調べてみてください。


オオオナモミ         
キク科オナモミ属
北アメリカ原産
花期 8~11月
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風媒花です。
果苞には先端がカギ状に曲がった刺が多く、動物などにくっついて運ばれる。
この時期、くっつく実が何種類かあって、子供達とくっつけこをして遊びました。
私の子供の頃は、これらのくっつく実たちをくっつき虫と呼んで遊んでいました。
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今年の稲刈はこれで終わりました。皆さんお疲れさまでした。
次は収穫祭です。楽しみですね!


牧野

杉田さん、写真提供ありがとうございました!