入学式を終え
ランドセルを背負って
登校する俊
わたしはとてもとても
不安で仕方がありません
お友達はできるかな
困ったことはないかな
悲しい思いをしていないかな
お勉強はどうだろう
想像するだけで
頭がパンクしそうなほど
とにかく心配で仕方ありません
わたしは集団生活が
めっちゃ苦手でした
自己主張ができず
かといって
集団に属することも苦手
できれば
ひとりでそーっと
窓の外を眺めたり
好きな本を読んだりして
静かに過ごしていたい
わちゃわちゃすることは
好きなんやけど
そのために
いつも誰かと一緒にいることは
苦痛に感てしまう
付かず離れず
適度な距離感を保ちつつ
お互いを尊重できるような
ちょうどいい関係が理想
でも、女子って
持ち物をお揃いにしたり
トイレまで一緒に行ったり
グループ行動を
仲良しの基準とする子が
一定数いたように思います
そこから外れてしまうと
仲間外れみたいな
疎外感がある
男の子のことは
よくわからんけど
わたしの幼少期を思い出すと
楽しかった記憶より
心細かったことを
思い出すから
俊のことが
気になって仕方ない
子どもたちには
「パパもママもじいじもばあばも
絶対に味方やからな
何かあったら
ちゃんと話してな」
と言って育ててきました
子どもたちにわかって欲しいのは
頼る人がいるということと
安全な場所があるということ
小さい頃は
よくわからんかもしれんけど
ずっと言い聞かせてきました
小学校に入ってから
俊の言動に注意しながら
変化はないかなーと
見守っているところです
親が全面に出すぎるのも
よくないかなと思うし
子どもたちには
問題を回避したり
解決したり
耐えたりする力も養ってほしい
社会は厳しいから
力強く育って欲しい
いろんな気持ちが交錯する
こんなとき
夫が一緒にいてくれたら、と
切望する
わたしには気づけない変化に
夫は気づけるかもしれない
わたしには言いにくいことも
夫になら話してくれるかもしれない
そんな風に思う
昨日の夜
俊に「小学校どう？」って
聞いてみた
「小学校な
楽しいで！！
保育園の絵本は
みんな違ってたやん？
でもな、教科書は
みんな同じの持ってるんやで
先生が教科書出してくださいって
いうやん？
そうするとな
みんな同じの出すんやで
先生が読んでくれるんを
みんなで見るん
すごいやろ
保育園の絵本とは違うねん！」
そう話してくれました
学校、学び、の場面が
とても新鮮で嬉しい様子
なるほど
確かにそうやな、と思って
聞いていました
保育園はいろんな種類の絵本や
紙芝居があったけど
全員が同じ絵本を開いて
先生が読み上げるのを
聞いているなんて
なかったなーと思います
俊は“教室で学ぶ”ことに
楽しさを感じていました
わたしが心配していたのは
人間関係のことだったけど
俊がいま目を向けているのは
学びについてでした
ほんまに視点が違うんやな
面白いなと思いました
これから先
きっといろんなことがあるんやろな
ドキドキするけど
ずっと側で見守りたいと思います
お弁当
唐揚げ
にんじんしりしり
ブロッコリーは
自家製冷凍食品
お弁当を持って行くのに
大切なことはひとつだけ
無理のない範囲で作る
これしかないと思ってます
映えなくても
同じおかずでも
自分が食べるんやから
なんも問題なし
おかずのレシピは
Tik Tok Liteで検索して
作れそうなものを選んでいるから
メニューで悩むストレスも
無くなりました
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