職員間で
あるトラブルが発生し
問題になっています
事の発端は
『食中毒予防』
子どもが手足口病になって
施設勤務を休んでいる間に
吐き気で仕事を休んだ職員が
別のユニットで二人いたとのこと
もともと、わたしの勤務する施設では
食中毒予防のため
手作りの食品を
施設内に持ち込んで
自分以外のスタッフと共有することを
禁止する、という
決まりがあっったそう
コロナ感染が出てきてから
休憩室での黙食は
当たり前になったし
食べ物も自分のものだけを
持ってきて
あとは個包装の
クッキーやおせんべいを
食べて過ごしています
そやけど
それはあくまで
日勤帯の話でした
夜勤をしないわたしは
夜の様子を知らんかったんやけど
夜勤体で食べるごはんや
おかずを
持ち寄る職員が
一定数いるそうです
持ち込んで自分以外の職員に
振る舞うことを
禁止しているにも関わらず
以前から長く働いている職員の大多数が
持ち込み＆ふるまいをしている、と
若い職員から
情報提供があり
それを禁止しよう、という
動きになったそうなんやけど
そういうのって
難しい問題やなーって思います
例えば
家で漬けてきた梅干しや漬物を
味見してくれん？と言って
持ってくる職員がいるのは
以前から知っていました
わたしはそれをいただいても
美味しいなーとか
ありがたいなーって
思っていたんやけど
必ずしもありがたい、と
思う職員ばかりではなく
戸惑ったり苦手に感じる人も
たくさんいます。
振る舞われたら
断りにくいというのは
わかります
梅干しが苦手なら
断るのもアリかと思いますが
他者が作ったものすべてを
「苦手」と感じる人にとっては
どんなものを出されても
苦痛になってしまうかもしれん
例えばやけど
人がつくったおにぎりは
食べれへん、とか
他所の家の台所で調理したものは
体が受け付けん、とか
そうなってくると
感染や食中毒云々以前に
めっちゃ難しい問題やん・・って
なったわけです
ここでもまた
『良かれと思って』
ですね
きっと振る舞いたい人は
そういう苦手意識を感じる人が
存在すること自体
認識していないかもしれんし、
自分がその対象になっていることを
自覚できんかもしれん
最近入職した人が
長く働いている先輩介護士さんに
手作りの梅干しをすすめられて
断れんかった、としても
わからんでもない
断り方によっては
相手を傷つけるかもしれんし
空気が悪くなる可能性もある
色々考えて
食べたくないものを
我慢してたべるといった行為も
幾度となくあったと
カンファレンスで聞きました
別のユニットでは
振る舞いを受けたのに
お礼を持ってこないのは
図々しい、といった
お返しをのぞむような発言も
出てきたことがあると
さらなる問題発覚
複雑すぎる
わたしが住んでいる地域でも
何かをいただいたら
必ずお返しをします
そやけど、すぐに返すというより
タイミングを見計らって
1か月遅れることもあれば
もっと時間がかかることもある
何十年もそうやって付き合ってきたから
「いただいてすぐ返す」
という流れから
「美味しい野菜が収穫できたら
まっさきにお返しする」
に変わったみたいやけど
究極なのは
欲しくないものをいただいて
自腹でお返しをせな
あかん可能性
それが夜勤のたびに
生じるとすれば
出費もストレスも大きくなるかもしれん
なるほどなぁ
人と人が付き合っていくと
それぞれの価値観とか
生活様式で
ほんまにいろんなことが
起きるもんやなぁ
各ユニットごとで
それぞれが対応していくことになり
わたしの勤務先では
お裾分けを含む手作り品禁止
ということになりました
しばらくこの話で
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