日本はいい国だと思う
最近、ネット上では日本のダメさ加減を強調する言葉が多い。あそこが悪いここが悪い。
正直うんざりする。
そんなに日本が嫌なら出て行けばいいのに。
はっきり言いますが、日本の国、好きです。
日本語が通じるところがなにより好きだし、人に気遣いできる民族性も好きだし、うまい食べ物が多い上に何より安全。電車に乗れば正確に時間通り来るし、一緒に働けば、上司も部下も関係なく、一生懸命働くし、何より仕事熱心。
トイレはどこにいっても清潔だし、おしりまで洗ってくれる。
ニートだ、なんだ、就職できなくても、食うに困らず、餓死する可能性すら殆ど無い。
島国ではあるが、北海道から沖縄まで様々な自然に恵まれ、雨が多いために植物の種類も豊富、危険な動植物も少い。四季に恵まれているために、気候の変化も楽しめる。
夜中にまちなかを一人で歩いていても、危険を感じることは殆ど無い。落し物しても見つかることが多いし、自動販売機は無人の畑の中でも盗まれない。
最近、近隣国の影響で急速に脅かされているような気もするが、安全。
何が、不満でダメだダメだいっているのだろうか。
私は海外経験は、農業研修で2年間、アメリカに、北欧に半年くらい滞在経験があり、仕事の関係でいくつかの国で仕事をしたという程度であるが、それでも充分日本という国は良い国であると思う。
アジアの国から嫌われているとか、一体どこの国の話をしているのかしらないが、別にそんなことは全然ないし、むしろ、何でもきちんと現地の人と同化して仕事を進めていく日本企業や日本のやり方というのはだいたいどこでも歓迎されている。
だいたい海外では食事すら安全なものを求めるのは大変だ。途上国に行けば、飲水さえ安全に留意しなければ飲めない。
海外にいけば町中を夜中に一人で歩くのは、場所によっては危険だし、自販機が普及しない理由は盗まれるからだし、治安は日本より悪いのは普通。
仕事をすれば、自分以外のことをしないのが普通で、気遣いなどゼロの国も多い。上司は命令するだけで、なにもしないのは当たり前だし、仕事というのはすきを見てサボるものと考えている人のほうが多い。
トイレは探さないときれいな場所が無かったり、貧乏になればすぐに餓死の危険などという国は珍しくない。
電車は正確に来ないし、おおらかというと聞こえはいいが、いい加減ということのほうが多い。
日本のトンネル超えるとすぐ景色が変わるというような箱庭的景色も、1日車で走っても全く景色の変わらない国に比べれば、どんなに素晴らしいことか。
もちろん不満がないわけではない。
いろいろ問題はある。
しかし、現在の日本の問題点は、これまでやってきたことの転換点であり、それを先延ばしにしているために閉塞感が生まれているのだと思う。
今の若い世代には、過去から引きずられているシステムや制度の問題点はよくわかっており、彼等の世代になった時日本は大きく変わるだろう。
ダメ出しするだけなら、海外に住めばいい。日本円での貯金が多少あれば、海外の途上国に住むなどというのは楽勝だ。
もっと、楽しく生きればいいのに。
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