化学肥料は、悪くない!!! | あなたも農業コンサルタントになれる

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  わけではない / by 岡本信一








資材の善悪を語るなとかいってタイトルに使ってますが・・・こうでも書かないと、誰も見てくれないだろうということで・・・


連載へのリンクです。


化学肥料を使う農産物の安全性

http://www.foodwatch.jp/primary_inds/whatisgood/27888


以下は本文中でもあげものだが、他にも山ほど化学肥料のせいにする論調が満ち溢れている。




「化学肥料を使用するから農薬の使用が増える」←間違い


上記に関連して「化学肥料を使用すると虫がつきやすい」←間違い


「化学肥料の使用により硝酸態窒素が増える」←間違い


「化学肥料を使用すると栄養価が低く、まずいものが出来る」←間違い


「化学肥料を使用した野菜は腐りやすい」←間違い


「化学肥料を使用しなくても農産物は育つ」←正しい




はっきり言えば、デタラメもいい所である。


全くのデタラメ。


消費者の方が何も知らないのを良い事に、デタラメを垂れ流している。


こんなことをしていいのだろうか?


勘違いしているのか、故意なのか、まるで毒物扱いである。


凄まじいほどの化学肥料への冒涜である。よく化学肥料業界が何も言わないものだと、不思議に思う。


私からすれば、最後の一つをのぞけば全部「ウソ」である。


今後の連載の中で作物の生理などを説明しながら、なぜそれが「ウソ」であるのか、消費者の方にもわかるようにきっちり説明するつもりだ。


上記のような全くなんの根拠もないような話は、非常に問題だと思う。




以前にも書いたが、使っている資材が化学肥料かそうでないか栽培には全くなんの影響もない。断言する。


植物が、吸収する硝酸態窒素の原料を把握する機能でも持っているのなら別だが、そんなものは持っていない。つまり、使用する資材など栽培には何も影響しない。


もし、反論があるのであれば、いつでも、どこでもしてください。明確に論破することができます。


多くの方が間違った認識で、消費者に対しても間違った情報を届けている。


知らなかったのであれば、早急に上記のような表記を改めるべきです。




今回の連載の中では、中でも最も騒がれる硝酸態窒素の問題について触れている。


中には、ほんとうに劇物、毒物扱いして消費者に恐怖を煽っているサイトまである。とんでもないことだ。


今の日本で騒がれている硝酸態窒素の問題は、10年くらいまえの認識で現在は徐々に変わりつつあるのである。


詳細は次回に、書きます。

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