vol.4100
骨盤の歪みの1つとして、右側の骨盤が左側より高くなっている人が多いです
右側の骨盤が高くなると、その上の腰など脊柱にも影響を与えます右肩が下がることで身体を保とうとする反応をする人もいれば、右肩を上げて背骨を捻って代償しようとする場合もあります
どんな反応であれ、骨盤が歪むと脊柱にもその影響は出てきて、脊柱にはカップリングモーションという運動連鎖が生じます
↑例えば、この写真は大袈裟ではありますが、背骨がこのように右側に倒れると、腰の骨(第1~第5腰椎)は反対側に捻られ、胸椎は倒れた側に捻られます
腰の骨と胸の骨で反対の回旋をおこなっているということです
しかもこの反応は、背骨の位置にもより、腰が反っている場合は同じ反応ですが、猫背のように丸まると腰椎と胸椎は真逆の動きを生じます腰椎は倒れた側に捻られ、胸椎は反対側に捻ってくるという風になります
腰の骨は胸椎と比較して、骨の形状的に捻りのストレスが大きくなると、腰痛が起こりやすくなります
すなわち、骨盤の歪みは背骨の歪みに繋がり‥背骨が歪むと必ず腰には捻りのストレスが出てくるということ‥
骨盤の高さがある一定のラインからズレる、具体的には約指2本高さが左右で異なると、腰には本来許容できる捻りの可動域を超えて、痛みを発症しやすくなります
背骨のカップリングモーションと骨盤の歪みは密接に関わるため、土台である骨盤の歪みはできるだけ整えておきたい所ですね