vol.3876
股関節内旋運動と腰痛は密接に関連します
特に、ゴルフや野球などの足裏が地面について捻るスポーツをしている方の場合は、股関節内旋の可動域制限が腰痛に関わることが多いです
↑踏み込んだ前足(この写真では左足)側は、ゴルフや野球などでは、骨盤が踏み込んだ側に回るため、地面に接している足は股関節内旋となります
しかし、お尻の筋肉が硬いと、この股関節内旋可動域が制限され、骨盤が回転せず腰が捻る動きが代償運動として出てきます
↑こんな感じですね
お尻の筋肉が硬いために、骨盤が踏み込んだ側に回らず、腰が捻り体重が前足側に乗りにくくなってきます
腰は構造的にそもそも捻る可動域が小さいため、このように腰を捻る代償運動が出てくると、腰痛を発生したり、腰周りの筋肉に張りが強く出てきます
これを予防するためには、股関節内旋の可動域を確保することが必要です
すなわち、お尻の筋肉をストレッチやマッサージなどで柔らかくすることで、骨盤が捻りやすくなり股関節内旋の可動域を確保できてきます
伸ばしたい側の足を膝上にかけて、手で軽く膝内側を下方向へ押していくことで、お尻の筋肉を伸ばすことができます
↑このように骨盤が後傾しないように気をつけてくださいね
↑骨盤、背骨はなるだけこのように伸ばしたままでおこなうと、お尻の筋肉の伸びを感じれます
股関節内旋制限が腰痛に関与している場合、このストレッチだけで腰痛がなくなる可能性があります
是非お試しください