vol.3503
「腹筋はいつ入れたらよいですか?始め?最後?」とのご質問をいただきましたので、今日はこのことについて書いていきたいと思います
結論から述べると、【腹筋をメインに鍛える場合は始め、ほかの部位がメインの場合は基本的には最後】です
腹筋をメインに鍛えたい場合には、疲労がない1番フレッシュな状態の最初に腹筋トレーニングを入れることで、腹筋をほかの筋肉の代償を抑制して鍛えることができます
しかし、ほかの部位がメインの場合、例えば下半身強化のためにスクワットするとした時には、スクワットを優先すべきです
始めに腹筋をやり過ぎてしまうと、スクワット時に腹圧を高めることが難しくなる可能性が出てきます
デッドリフトやベンチプレス、ロウイングなど多くのトレーニング種目においては、腹圧コントロール、骨盤をコントロールする腹筋は必要になり、腹筋が始めに疲弊していると、それらのトレーニングが非効率的になります
ただ、腹筋を普段から使えていない方の場合では、ほかの部位のメイントレーニング前に、2~3種目の腹圧を上げる種目を入れることで、メイントレーニングの効果が上がることがあります
要約すると、基本的には腹筋をメインターゲットにしている時は腹筋トレーニングを始めに、ほかの部位をメインに鍛えたい場合には、その部位を優先させることがオススメです
トレーニング前に腹圧を上げる腹筋インナートレーニングをおこなうことで、メイントレーニングが効果的になることがあります
畑についてはこちら→畑 紀寿