こんにちは。 ノートルパリです。 ご訪問頂きありがとうございます。

 

今回は、ホテル リッツのル・ヴァンドームにてランチ。

 

ホテル リッツは、1898年にスイス人のホテル経営者リッツ氏が造ったホテルです。

当時も今でも超有名シェフ エスコフィエとの協力コラボの元に作られたホテルです。

セザール・リッツ氏は、高級ホテルを最初に開拓した実業家兼ホテル経営者と言えます。

リッツ カールトン ホテルグループでは、ございません。

 

1867年のパリ万国博覧会の時に、パリでは、多くの人材募集をしました。この時に、17歳だったリッツ氏は、スイスからパリに出てくるのです。 そこから彼のサクセス ストーリー (=努力と才能により地位や名声を得る物語)が始まるのです。

ホテルのボーイから初めて、ソムリエになり、いくつものホテルで働き、キャリアをつけて、経営者になっていきます。

最初のホテル経営は、モナコのオテル ド モンテカルロから始まります。

その後、エスコフィエのレストラン購入、ドイツのバーデン・バーデンのホテル購入と広げていき、最後に、1898年パリのヴァンドーム広場に、自分の名前のリッツ ホテルを造るのですね。

 

彼の哲学及び希望は、『裕福な顧客に宮殿に住んでいるような気分を味わってもらいたい』という事で、建築家と一緒に、ヴェルサイユ宮殿やフォンテーヌブロー城からインスプレーションを得た内装にしたのです。

 

 

ホテルに入ると、お花に出迎えられます。 ( ´艸`)

この日は、ピンクのグラジオラスとバラの組み合わせが意外性があって新鮮でした♡

 

リッツホテルの下記の廊下は、いつも気持ちが良い空間です。

 

午後のアフタヌーンティーや夕方のシャンパンを頂くのに良い『サロン プルースト

作家プルーストが滞在していたという事から名づけられましたが、このサロンは、近年作った空間です。 

どんどんとご利用されているお客様が増えているようで、昔と違って、ル ヴァンドームも必ず予約が必要す。 サロン プルーストも同様でしょう。

 

こちらが、ル ヴァンドーム。 夕方から夜はバーとしても使えて、ランチも出来ます。

宿泊者の朝食の場所。

 

 

予約には、クレジットカード保障が必要です。ドタキャンは、食べなくても1人前の金額が、予約人数分クレジットカードから引き落とされますので、ご注意下さい。

勿論、私は他のミッシェランスターレストラン同様に、2日ほど前に、予約コンファームしました。

 

テーブルには、プレゼンテーションの大きなお皿がセッテイングされていました。

実は、予約時間きっかりに行ったのですが、セッテイングするので、ちょっとお待ち下さいと、数分待たされました。 朝食かブランチのお客様で満席だったのでしょう。

近頃は、どこもかしこも満員です・・・

 

ル ヴァンドームに来ると、ここで最初に作られた『ロッシーニ』のカクテルを頂くのが楽しみなんです。 とっても美味しいです。

これは、作曲家ロッシーニがここを訪れた事から作られたカクテル。

シャンパンベースで、フランボワーズのピューレと隠し味にコアントローと少しジンが入っているようです。 家でも作れますよ。

 

このロッシーニを食前酒に。

 

食前酒を頂きながら、ゆっくりとメニューを選ぶというのが、フランス式。

 

おつまみに、スモーク味の大きな粒のオリーブが出てきました。

 

メニューを見て、前回からシェフが変わったというのが分かりました。

かなりブラッスリーのような内容に変わったようです。 

 

 

 

前菜に、『オマール海老ロール』 を3人でシェア。

 

かじっちゃいましたが、オマール海老のマヨネーズ和えのサンドイッチ。

 

パン係がパンを3種持って来てくれました。

イタリアのパン、小さなバゲット、シリアル入りパン。

私は、イタリアのフォッカッチャ。 プロヴァンス ハーブで味付けされていました。

 

メインは、全員同じ『子牛のカツレツ』 ウインナーシュニッチェル=ウイーンの伝統料理で、ハンガリーでも定番になっています。子牛を揚げるというより、たっぷりのバターで焼くのです。

付け合わせが、ポテト。 ソースは、タルタルソース。

 

同行者のワインは、ボルドーの赤ワイン メドック。 

 

私は、南仏レ・ボーの冷たいロゼ。

 

 

お食事後に、ホテルのショップ街でショッピング。

 

下記の中庭は、初夏にはとても気持ちの良い空間で、よく結婚披露宴をやっています。

 

一番奥に、『ヘミングウェイ』というバーがあります。 その横の裏口は、いつもセキュリテイーの為に閉鎖されていますが、亡きダイアナ妃は、そこからご出発され事故にあわれたのです。

 

下記の空間は、以前は単なる廊下だったんですが、『ヘミングウェイ』のバーがきっといつも満席になるのでしょう。 新しく、下記のような席も作ってありました。

 

 

太陽の装飾があるランプ。 暗くなるとどんな雰囲気を醸し出すのかな~?

 

パリの街もそうですが、ホテルもちょっと来ない内に、どんどんと変化しています。

まるで生き物のようですね。 成長していきます。 ( ´艸`)

どんどんとラグジュアリーになっていきますね。 ( ´艸`)

 

 

 

 

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