日本の名作 ネットフリックス話題のテレビシリーズ ニュースを避けて | 小さな島の小さな家で  Vashon 島だより

小さな島の小さな家で  Vashon 島だより

世界放浪の後、ついに念願の島暮らしを実現。ワシントン州のシアトル対岸の小さな島でリタイヤ生活を始めました。

掃除の合間に図書館のサイトから映画を借りて見た(ひと月に三つまで借りられます)。小津安二郎の「東京物語」。

 

なんでかっていうと、この前御曹司が「History of film」っていうクラスでこれを見たといってたので。彼、「このクラスはEasy Aとれると思ったのに、見なきゃいけない映画が沢山あって案外大変だ」って言ってたの。

冒頭10分くらいで老陸が「この子供がしゃべってるのが全く聞き取れない」と文句。確かに早口ではあるけど。「へっちゃらだい!」っていうセリフのところを聞き取ろうと何度も繰り返してウザい・・・「へっちゃら=平気」と教えたら「一度も聞いたことない・・・」とショック受けてました。そっか~。そうかも~。昔「巨乳」って単語を知らなくってショック受けてた老陸。へっちゃらを知らなくても大丈夫よ。でも今時の東京の子供で「へっちゃらだい!」なんて言う子いるのかな~。

 

そしてお次の老陸コメントは映画に出てくる老夫婦の長女、下町で美容師やってる杉村春子を「あんたに似てる」って。失礼しちゃうわ!確かに両親に対してぞんざいな口はきくけどさ!

しかし、いい映画でした。泣いた。大坂史郎のセリフに。最後の原節子の号泣シーンに。加齢のせいか。今のご時世のせいか。望郷のせいか。御曹司はこの前身支度中で忙しく「じいじの訛りと似てるけどちょっと違う」しか聞き出せなかった。どんなレポートを書いたのか?

 

夜はネットフリックスで今話題のウクライナ大統領のテレビドラマを。

セリフ早すぎてしんどいけど、いろんな皮肉っぽいジョークが隠されていて、今の状況照らし合わせると楽しめる。プーチンの名前よく出てきてウケる。冒頭でてくるキエフのきれいな街並みが涙を誘います。

 

老陸、バードウオッチング中。

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2軒隣の裏庭の木に1時間ほどとまっていた。まさに睥睨って感じでしょうか。

 

島のお友達のテラスにはこんな子もきたらしい。なんか神々しい。

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ミーシャの日々

いつの間にか御曹司の部屋に置いてるベッドで昼寝中でした。さみしいね~。

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