JICAボランティア(青年海外協力隊)を経験した後、
日本国内で地域おこしや、復興支援にかかわる人たちが集まって
経験を共有し、復興・地域おこしのカギを探るワークショップが
JICA東北で開催されました。 → リリース
これって、まさに”のとガール”が取り組んできたテーマと同じ!
→ 昨年のWS
ということで、ワタクシも仙台まで出かけてきました。
遠くは北海道、九州も全国から、
サポーター、スタッフもあわせると50名ほど集まりました。
ワークショップでは、「当面の復興に向けて」をテーマに、
・新しいコミュニティ創造
・地域における生業の創出・定着
・住民の主体性
について意見を交わし、グループ発表。
印象に残ったこと
・ほとんどが”よそもの”として現場に入っているので
「内部者と外部者」を意識した行動や振る舞い、
意思決定にどこまでかかわるか
・コーディネーターの人件費が課題
・住民の新しい出会いをお手伝いする
・競争ではなく”共生共存”のビジネス
などなど。
みな、途上国を経験し、いまは日本国内の現場に入ってるので
話が具体的でわかりやすいし共感もしやすい。
(身内で盛り上がっててはイケナイけど・・・ )
最後にJICA東北の永見さんが
グループ発表のポイントを見事にまとめてくださいました。
復興支援は、全国の地域がかかえる「過疎化、高齢化」という
課題にも向き合いながら、多様な取り組みが求められています。
「復興から地域づくりのフェーズへ」とはよくいわれますが、
すべては同時に関係しあいながらなされていくもの。
現場で試行錯誤する人たちを支えるサポートも、
もっともっと必要なのだろうと思います。
この日、ワークショップの前段では、
1年以上をかけて被災地域でヒアリングした結果報告がありました。
このワークショップの成果は、
3月に仙台で開催される「国連防災世界会議」で紹介される予定です。
当日の記事(河北新報) こちら