1/31『復興×地域おこし×国際』ワークショップ | 能登を元気にするプロジェクト スタッフ日記

能登を元気にするプロジェクト スタッフ日記

「金沢大学里山里海プロジェクト」スタッフの活動日記です。
 ~2015年9月で終了しました~

JICAボランティア(青年海外協力隊)を経験した後、

日本国内で地域おこしや、復興支援にかかわる人たちが集まって

経験を共有し、復興・地域おこしのカギを探るワークショップが

JICA東北で開催されました。 → リリース


これって、まさに”のとガール”が取り組んできたテーマと同じ!

→ 昨年のWS


ということで、ワタクシも仙台まで出かけてきました。


遠くは北海道、九州も全国から、

サポーター、スタッフもあわせると50名ほど集まりました。


ワークショップでは、「当面の復興に向けて」をテーマに、

・新しいコミュニティ創造

・地域における生業の創出・定着

・住民の主体性

について意見を交わし、グループ発表。



手描きふうクローバー印象に残ったこと


・ほとんどが”よそもの”として現場に入っているので

「内部者と外部者」を意識した行動や振る舞い、

意思決定にどこまでかかわるか

・コーディネーターの人件費が課題

・住民の新しい出会いをお手伝いする

・競争ではなく”共生共存”のビジネス


などなど。


みな、途上国を経験し、いまは日本国内の現場に入ってるので

話が具体的でわかりやすいし共感もしやすい。

(身内で盛り上がっててはイケナイけど・・・ )


最後にJICA東北の永見さんが

グループ発表のポイントを見事にまとめてくださいました。




復興支援は、全国の地域がかかえる「過疎化、高齢化」という

課題にも向き合いながら、多様な取り組みが求められています。

「復興から地域づくりのフェーズへ」とはよくいわれますが、

すべては同時に関係しあいながらなされていくもの。


現場で試行錯誤する人たちを支えるサポートも、

もっともっと必要なのだろうと思います。


この日、ワークショップの前段では、

1年以上をかけて被災地域でヒアリングした結果報告がありました。


このワークショップの成果は、

3月に仙台で開催される「国連防災世界会議」で紹介される予定です。


当日の記事(河北新報) こちら