前回のNotionを使ってモノ管理③-1 データベースの作成方法では、データベースのひな型を呼び出す方法を説明した。
おさらいをすると
①新規ページを作りページのタイトルを入力(モノの管理(db))(参照:新規ページの作り方)
②作った新規ページ内に /d と入れ、データベース:インラインを呼び出す (データベース:インラインとデータベース:フルページの違いは別途説明するので、ここではインラインを選ぶ)
すると下記のような空っぽのデータベースが現れる
以下からが今回の説明
③データベースの名前をつけるページタイトルの下の無題の右側の三点マークをクリックすると、タイトルを編集という選択肢があるので、そこを選びデータベースのタイトルを入力(ここではモノ管理とする)

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④管理したい項目を設定していく
Notionでは、このそれぞれの項目をプロパティと呼ぶ。
モノの管理(db)では、以下の6つのプロパティが作られている。
(1)名前・・・どのデータベースにもデフォルトで存在(テキスト入力)
(2)種類・・・服・雑貨などモノの種類を分類(選択方式)
(3)保管場所・・・クローゼット、キッチンの引き出し、など(選択方式)
(4)備考・・・メモとして記録したいことを入力(テキスト入力)
(5)最終更新日時・・・自動入力
(6)作成日時・・・自動入力
以下が各プロパティの作成方法
(1)名前
デフォルトで存在するので、特に設定の必要はない。
この欄に管理するモノの名前を入力していく。
プロパティ名はそのままでよいが、変更することも可能。
その場合は、名前をクリックすると、名前の入力欄がでてくるので、任意のプロパティ名を入力する。
仮に名前→モノの名前と変更してみる。
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(2)種類
私はこのデータベースで家の中のすべてのモノを管理したいので、服、書類、雑貨などの種類を登録する。
これを登録しておくことによって、フィルターや並べ替えの機能を利用でき、Notionを使いこなせるようになるととても便利になってくる。
まず、プロパティを追加する。
名前の右にある+マークをクリックすると、プロパティを検索、追加と薄く表示されている入力欄がでてくるので、そこに任意のプロパティ名を入力する(ここでは種類と入力)
種類と入力すると、以下のように表示されるので、選択して追加を選ぶ
データベースに種類のプロパティが表示される。
ただ、この状態では、種類はテキスト入力に設定されているので、選択方式に変更する。
種類をクリックすると以下のような表示になるので、ふたつめのプロパティを編集を選ぶ。
すると以下のように種類(プロパティの種類)がテキストになっているので、そこをクリックして、セレクトまたはマルチセレクトを選ぶ。
セレクトとマルチセレクトの違いは、セレクトは1個の選択肢しか登録できず、マルチセレクトは複数の選択肢を入力できる。
例えば、手袋を雑貨とするか服とするか、、、と迷った時に、両方を登録しておけるのがマルチセレクトである。
好みだが今回はマルチセレクトにしておく。
そして、オプションを追加を選んで、選択肢をどんどん入力していく
現在は以下の種類を登録しているがもっと増える予定
(随時追加可能)
これで、種類のプロパティ設定が完了。
(3)保管場所
保管場所も、(2)種類と同じ手順でプロパティを追加し、セレクトで設定する(保管場所は1カ所のはずなのでセレクトでよい)
家中のモノの保管場所を登録する予定なので、保管場所の選択肢かなり増えていくと思われるが随時追加していく予定。
(4)備考
備考は、プロパティをテキストでシンプルに設定。
(5)最終更新日時、(6)作成日時
最終更新日時と作成日時は、プロパティの種類にその名前のプロパティがある。
このふたつのプロパティを入れた理由は、自動入力されるので、モノの登録時に手間がかからないが、今後使い続けて行くときに、作成日時を購入日の目安にできたり、古い最終更新日時を処分の目安にできるかも、と考えたからだ。
購入日として正しい日を入れたい場合は、プロパティの種類を日付にして、その都度カレンダーから選ぶ形で日時を入力できる。
また、日付関連のプロバティは、日付の形式を選べたり、時間を表示するかしないか、表示する場合は12時間形式か24時間形式か選ぶようになっているので、好みで設定していく。
モノの管理のデータベースが完成
新規ページにモノの情報を入力していく。
プロパティは他にもいろいろな種類があるので、管理したいこと、管理方法によっていろいろ試してみるとよい。
それがNotionの楽しさである