Not Found 第3章 -24ページ目

■賀正

いやーまいった。この前の正月、て言うか大晦日に久しぶりに実家に帰ってみたら
普通に犬とか飼っててびびったっての。
ゴールデンなんとかの牝で、半年前ぐらいから飼ってるらしい。
俺、全然知らなかったもんな。
最初帰った時、玄関のドアに、犬、って書いたシールが貼ってあったんだ。
なんだろって思って。あれか泥棒とかを防止する為のダミーかって思って、
こんな家泥棒はいるわけねーだろ馬鹿野郎って思ってドア開けたら、わんわんだって。
冗談じゃねー。俺はしまいに怒るよ。
ここだけの話な、俺は長渕ファンのくせに犬とか苦手なんだよ。めちゃ恐いんだよ。
だいたい昔から俺はね、犬を飼ってる家=裕福な家庭ってイメージがあって、
俺んちは経済的にも精神的にも犬なんて飼う余裕がなかったし、
犬を飼ってる奴らは敵だと思ってたし、特にあの車に犬乗せて走ってる奴らなんて
完全に頭がやられてるって思ってたし、そしてなによりそれらが羨ましかったしな。
それがどうだい。俺んちもついに犬だ。ざまーみろ。
しかも犬を飼いたいって言い出したのが父親だって聞いてこれまたビックリ。
俺の父親なんてひどかったんだから。母親に馬乗りになってボコボコ殴ってた人だから。
俺と妹は母親の真っ赤な血を見ていつもわーわー泣いてたわけよ。お母さんが死んじゃうってな。
そんな悪魔みたいな父親が、犬飼いたいだもんな。人は変わるもんだよな。
年賀状なんかに、家族が一人増えました、なんて書いてあって。
父親が犬抱いてVサインしてる写真とかプリントされてて。もうやんなっちゃう。
恥かしいからやめてくれっての。
それならついでに、家族が一人減りましたって俺の写真も載っけてくれってーの。

 
 
恵理ちゃんへ。

クピピピピー!!!あけまして、おめでたー!!今年もよろちく!!!てへ!!
そう言えばこの前、恵理ちゃんと撮った写真を職場に持っていって皆に見せたら、
すごくかわいいとか色っぽいとか山口智子に似てるとか似てないとかめちゃ誉められたよ!!
しょうがないから、俺のスケだ、って言っちゃったよ!!どうしよ!!もう後には引けないよ!!
兎に角、今年も僕達二人だけが良い年でありますように!!クピピピピピー!!

■忘年会

今年も色々お世話になりました来年もひとつ宜しくお願いします、とお前らが俺に言いなさい。
 
 
 
京都で会った皆様へ。

先日は忘年会どうもでした。本当にすごく楽しかったです。
AC、こころ、ひまちゃんなどと言ったN・FOUNDマニアにはたまらない
よだれの垂れる面子が集い、俺も普段ここで散々この人達の悪口を書いてるから
少々どきどきしてしまいましたが、本当に楽しい時間を過ごさせて頂きました。
まあこの1年俺も、やれ吉野家だメガネ雑誌だ七三雑誌だと、
担ぎ上げられ祭り上げられ、いつの間にかすっかり雲の上の存在となってしまいましたが、
でもね、俺はね、やっぱりね、思ったんです。
どんなに偉くなろうとも、どんなに人の上に立つ人間になろうとも、
いつまで経っても松風の爆ちゃんでいたいと。
あの吉野家の新爆さん、世界の新爆さん、フィクサーの名にふさわしい男新爆さん、
って言われるよりも俺はやっぱり、松風の爆ちゃんって呼ばれる方がよっぽど嬉しいわけです。
俺はそういう男なんです。不器用で照れ屋で、そういう男なんです。
最後に俺みたいな時間にルーズな荒くれ者、ならず者を最後まで誘ってくれた
幹事のACさんには本当に感謝しています。
まあACさんもね、色々大変だろうとは思うけども、来年30を向えはするけども、
名前がアルファベット、っていう十字架を背負ってはいるけども、インポナントカではあるけども、
でもそんな事どうでもいいじゃないですか。そんな事言わなきゃ分からない事じゃないですか。
ACさんはACさんじゃないですか。来年もひとつ宜しくお願い申し上げます。かしこ。

■クリスマス

いやーまいった。もう今年もいよいよあと10日を切った訳か。
そんでお前らあれか。今年もそろそろあれか。クリスマス批判とかする気か。
クリスマスなんて糞くらえ、とか、どうせ俺は仕事だ、とか
ひどい事言うのか。お前らは毎年毎年偉いよな。立派だよな。
いやいや俺もな、去年まではそれらの発言をお前らの先頭に立ってしてきたし、
クリスマスだからってテンション上がってるバカップルとかFMラジオの人とかに
拳を振り上げてきたつもりだし、そしてそれらの考えはまだ変わっていないつもりだけども。
だけどもだ、今年だけは、今年のクリスマスだけは、本当に申し訳ないけど、
俺はベタに過ごそうと思う。これのために出来る事をしようと思う。
三角の帽子をかぶろうと思う。そんで二人で向かい合ってケーキを食べようと思う。
缶ビールとオレンジジュースで乾杯とかしてよ。
そんで買ってきた3000円ぐらいの首飾りを思い出したかのように渡すわけだ。
そんでこれが下を向いて、ありがとうと。俺は聞こえない振りをして煙草に火。
これが後ろを向いてそれを身に付ける。そんでクルッとこっちを向いて、どう、似合う?と。
俺はちらっとだけ見てすぐにまた目をそらして、似合わねーよ、馬鹿野郎。
どうよ。どうよ、この純情っぷりはよ。俺らなんてな、そんなもんだ。
まあでも、純情言うてもその30分後には完全に、がっぷりよつなわけですけど。
 
 
 
 
 

 
最後の一行はこころ君に書けって言われました。
書いてそんでそれを読んだひまちゃんのリアクションが見たいって言ってました。
あいつは悪魔です。

■誕生日

この前久しぶりにひまちゃんと電話でお話ししました。
約1年ぶりに喋ったひまちゃんの声はなんだかすごく大人っぽくなっていました。
なんかハスキーになっていました。宇田多ヒカナントカみたいな感じでした。
まあ宇田多よりひまちゃんの方が年上なんですけど。
そんで、ねーこの前誕生日だったからお金ちょうだいよー、とか言ってました。
僕が、今の事日記に書きます、と言ったら、プーさんのぬいぐるみが欲しいみゃ、と
言い直してました。
あとそんな事よりひとつ、電話で言い忘れたことがありました。誕生日おめでとう。
 
 
 
 
 
 
最後の恥ずかしい1行はこれまたこころ君が言ってました。
2、3回言ってました。かしこ。

■京都競馬場

いやーまいった。昨日、約1年ぶりに、菊の余韻残す京都競馬場に行ってきました。
さすが京都の外回りの直線は熱いね。喉かれたもんな。
差せやコラーとか言って。前の日まで、ミッキーもいるよって言ってた男がだ。
しっかしやっぱりあれだね、俺は前から言ってるけど、日本のプロスポーツ選手の中で
世界に誇れる人を一人挙げろと言われるならば、俺は迷わず、
イチローでもなく、中田でもなく、まして高橋尚子でもなく、武豊その人を選ぶね。
はっきり言って、武豊はまぎれもなく天才。
技術はもちろんの事、パフォーマンス性って意味でも群を抜いてるし、
わざと最後に遅れて本馬場入場して、10万人の観衆を前に、
ゆっくり返し馬する様はまさに確信犯。さすがの俺もなす術なし。もう、じゅんじゅん。
世界に誇る日本人、スポーツなら武豊、芸術なら北野武。
どっちも世界の武。
 
 
 
 
 
 
最後の恥かしい1行だけ、こころ君が言ってました。
してやったりって顔をしてました。かしこ。