■クリスマス | Not Found 第3章

■クリスマス

いやーまいった。もう今年もいよいよあと10日を切った訳か。
そんでお前らあれか。今年もそろそろあれか。クリスマス批判とかする気か。
クリスマスなんて糞くらえ、とか、どうせ俺は仕事だ、とか
ひどい事言うのか。お前らは毎年毎年偉いよな。立派だよな。
いやいや俺もな、去年まではそれらの発言をお前らの先頭に立ってしてきたし、
クリスマスだからってテンション上がってるバカップルとかFMラジオの人とかに
拳を振り上げてきたつもりだし、そしてそれらの考えはまだ変わっていないつもりだけども。
だけどもだ、今年だけは、今年のクリスマスだけは、本当に申し訳ないけど、
俺はベタに過ごそうと思う。これのために出来る事をしようと思う。
三角の帽子をかぶろうと思う。そんで二人で向かい合ってケーキを食べようと思う。
缶ビールとオレンジジュースで乾杯とかしてよ。
そんで買ってきた3000円ぐらいの首飾りを思い出したかのように渡すわけだ。
そんでこれが下を向いて、ありがとうと。俺は聞こえない振りをして煙草に火。
これが後ろを向いてそれを身に付ける。そんでクルッとこっちを向いて、どう、似合う?と。
俺はちらっとだけ見てすぐにまた目をそらして、似合わねーよ、馬鹿野郎。
どうよ。どうよ、この純情っぷりはよ。俺らなんてな、そんなもんだ。
まあでも、純情言うてもその30分後には完全に、がっぷりよつなわけですけど。
 
 
 
 
 

 
最後の一行はこころ君に書けって言われました。
書いてそんでそれを読んだひまちゃんのリアクションが見たいって言ってました。
あいつは悪魔です。