日々の授業の記録

日々の授業の記録

ブログの説明を入力します。

Amebaでブログを始めよう!

ほんとは冬期講習についてもまとめておきたかったんだけど・・・いつの間にか3学期が始まってしまった。

今年も頑張ります。


さて、新年1発目の授業は企画モノでした。今回は「発音記号」。

今後を見据えて、今教えておいたほうがいいだろうという判断のもと、学年共通で実施しました。

反応は、まずまずかな。音声面が苦手な子はけっこう苦痛そうにしていたけど・・・。


1学期から発音は折に触れて指導してきたので、母音(特にa、æ、ʌ、əの4つの「ア」)、[ l ]と[ r ]の区別、[ f ]や[ v ]の音なんかにはあまり抵抗はないようで、割とできていた。

今回扱って難しかったのは、3種類の「ん」([ m ][ n ][ ŋ ])、earとyear、[ ʒ ]と[ ʤ ]の2つかな。これは以前はあまり教えてなかったからな。これから出てきたら意識させていこう。


とにかく、発音指導は、少しずつ継続的にやらないといけないですね。

今回の企画は、音声面への意識付けという点では学年全体で効果はあったかなと思います。


次からは通常モードの授業です。

・問題集の中テストによる自主学習

他クラスの中テストを配り、解答・解説を見て自己採点。

これで、文法のルールを再確認できたかな。


・英作文の解説

テスト前最後の英作文。

これで、うちのクラスは50文、両隣のクラスは40文の英作文練習をしたことになる。

(「意欲ある者への課題」という名の補充プリントを出した生徒はさらに練習数が多くなる)

これでかなり実力も上がってきたのではないかな。

本番のテストも、大きくは事故らないでしょう。


・英語の授業に関するアンケート

今回は、全クラスで取ってみた。

「ふだんの小テストと追試」「テスト前の中テストと追試」「テスト前の強制補習」「問題集の解きなおし」「音読練習プリントと音読テスト」「意欲ある者への課題」「洋楽を聴こう&歌おう」「テスト前の作文練習」「リスニングとディクテーション」の9項目について、「楽しいか」「力が付くか」の2つの観点から、5段階で評価してもらった。

とりあえずうちのクラスだけ集計したのだが、結果は


「楽しいか」

洋楽 (4.5) >リスニング (3.9) >意欲 (3.5) >作文 (3.4) >解き直し (3) >小テスト=中テスト=音読 (2.9) >強制補習 (2.1)

「力が付くか」

意欲 (4.8) >中テスト (4.7) >強制補習=解き直し (4.6) >作文 (4.5) >小テスト (4.4) > 音読 (4.3) > リスニング (4.0) >洋楽 (3.5)


という感じ。

やっぱり一番人気の活動は洋楽だな。リスニングもけっこう好評。

「意欲ある者への課題」は、出してる子にとってはかなり力が付く印象があるらしい。

ふだんの小テストよりも、テスト前の中テストのほうが力が付くと感じてるんだな。

テスト前の作文演習も、力が付くと思われてるようだ。


自由記述欄も含めて、アンケート結果はもう少し分析してみる必要があるね。

またここに書きます。

とりあえず、これで今学期の授業も終わり!!

・音読テスト

テスト前にはいつもやっている活動です。

1人ずつ廊下に出て、テスト範囲の教科書の1セクション分をその場でランダムに渡して音読してもらう。

(その間、教室にいる生徒はプリント学習)

評価はA、A-、B+、B、B-、Cの6段階で記録し、「A-」以上の生徒(クラスで5人強)の名前は全体で発表する。

名前を呼ばれた生徒は、相当嬉しそうにしてくれます。

あと全体では、発音のポイントも共有するようにしている。今日扱ったのは、l、r、th、vの音など。英語独特の音を意識して発音することがいかに大事かということを強調しておいた。

全体的には、だんだんうまく読めるようになってきている。前は下手だったのに今回はうまく読めるようになっていたという子もけっこういた。いいことですね。初期段階での音声面への意識付けは本当に大事。


・英作文練習

引き続きなので特にコメントはない。まあ、順調かな。


さて、期末まであと授業は1時間のみ。

他クラスの中テストで演習して、最後の作文練習をして、授業アンケートを取って、終了かな。

最後まで頑張ります。

・中テストその4(問題集から)

文法問題を集めたテスト。

大事故を起こしている子は、ほんの少ししかいなかった。とりあえず一安心。

ただ、混ざって出てくると過去形の疑問文や否定文が正しく作れない子もまだ少数いるので、そこは徹底的に詰めていくしかないな。

これで今学期の小・中テストも終わりです。みんなよく頑張って付いてきました。


・他クラスの中テストを使った演習、英作文練習など

あとはひたすら修行のような授業。

「彼らは文化祭でピアノを弾く予定だ(8語で))」

They'll play the piano at the school festival.

「あの鳥たちはここにどのくらいの間とどまるのでしょうか(7語で)」

How long will those birds stay here?

「誰がその時床を掃除していましたか」

Who was cleaning the floor then?

「彼女は昨日日本に戻ってきました」

She came back to Japan yesterday.

なんか、取り交ぜて出てくるとなかなか難しいみたい。

とにかく本番までに完成度を上げていかなくちゃ。

授業を通して英語の「運用力」を少しでも伸ばしてあげたいね。


さて、明日は音読テスト。

一人ずつ、廊下で教科書1セクション分を音読してもらいます。

今回はA評価が何人出るかな?

・中テストその3(Key Pointsから)

2点×10問で20点満点。

しかしこれがなかなか難しかったらしく、15点合格では大量の追試者が出てしまう事態に。

やむを得ず、自分のクラスは12点合格、隣のクラスは10点合格にした。

それでもクラスのおよそ半分が追試。

やはり全範囲の基本文から出題するとそう簡単には書けないな。

力のある子は8割以上取れるんだけど・・・まだ文の形がしっかり作れない子もいる。

特に時制がしっちゃかめっちゃかなケースが多いな。こればかりは慣れですね。

追試で朝7:40に呼びつけるのは忍びないが、がんばってくれ少年たち。できるまで俺は付き合うよ。


・リスニング & ディクテーション

前回の残りの問題をやった。

この企画で、少しは音声面の重要性を意識させることができたかな。


・演習プリント(作文問題)

こうやっていろんな作文問題を解かせて解説を加えてあげると、

演習量が増すごとに作文力がぐんぐん伸びていくのが手に取るように分かる。

特に今日、うちのクラスでは余っている国語の時間をもらって英語にできたので、

他のクラスよりも一枚多く演習することができた(今日だけで作文20問)。その分だけ力が伸びた。

やはり英語は量が物を言う教科だね。


テストまで、授業は残り3時間。期末まで、突っ走るぞーー!!

・中テストその2(教科書本文から10文)

2点×10点、20点満点で15点合格。全部和文英訳なので、けっこう難しいです。

追試者はうちも隣も22人。まあ、範囲が広いのでこんなもんかな。

追試は放課後に全部片付けちゃいました。


・リスニングとディクテーション

新企画。素材は、英検4級のリスニング問題。

ちょうど今回のテスト範囲とかぶっているところを中心にプリントを作ってみた。

会話の空所をディクテーションする形式で、空所はだいたい2 ~ 4語。

全30個の空所のうち、20個以上書けた子はクラスの3分の1くらい。なかなかいいぞ。

いままで教えてきた

「音の連結」 例:did you(ディジュー)、have a(ハヴァ)

「音が消える」 例:went to(ウェントゥ)、find the(ファインザ)、forgot mine(ファガッマイン)

「音の変化」 例:party(パーリ)、thirty(サーリ)

がふんだんに出てきたので、こういうことを普段から教えてきて良かったなぁと思えた。


プリントの最後に、「リスニング上達の秘訣」というものをのっけておいた。

① 日頃から、英語を正しく音読するよう心がける ⇒ 自分で読めない文は、絶対に聴き取れない!

② 授業中の解説をよく聴いて、英語独特の音の連結や弱化、文の抑揚を理解する。

③ 英文を聴いた後は必ず元の原稿と照らし合わせ、何度も繰り返し聴いて理解度を高める。


全体的には「難しかった~」という反応だったので、

授業内でもっともっとリスニングに触れる機会を確保してあげないとなぁと改めて思った。

さっそく、3問ほどやりきれなかった問題を、月曜日にやろうと思います。

・単語中テスト(期末の全範囲から20問)

16点で合格。追試者は、うちが15人、隣のクラスが10人。

テストが近づいてきたので、けっこうやってますね。OKOK。


・東大の英語の入試問題にチャレンジしてみよう!

プリント学習。

・goとcomeのイメージの違い(85年度 文法)

・Could you tell me the way to ~ という基本的な道案内の表現(87年度 作文)

・figureの「数字」という意味(92年度 長文)

いずれも、彼らが最近学習した内容。なんと、東大の入試にそのまま出ているのだ。

他にも05年の和訳問題や07年の作文問題を使いながら、いかに東大英語が「基本的な英語をミスなく自由に使える能力」「文脈をふまえ論理的に考えて答えを導く能力」を要求しているのか、ということを語った。

反応はまずまず。響いた子には響いたと思う。刺激になってくれたのなら良いな。


明日はまた別の企画をやります。

試験範囲を早く終わらせると、テスト前にこうやっていろいろやれるからいいね。

もちろん試験範囲の定着度を上げていく作業も忘れずに。

明日も頑張るぞー!

・不規則動詞の過去形のテスト

教科書に載っている27個を全部出題。合格点は24点。

2クラスやって不合格者はちょうど5人ずつ。クラスの半分弱が満点。

今日はうちのクラスも割とよくやっていた。少しずつエンジンかかってきたかな。


・演習プリントその1(作文)

テスト範囲の文法事項を使った作文問題を10問。そんなに簡単ではない問題。

出来は、まずまずと言ったところか。中には10問中7、8問を完璧に正解する子もいた。

これをテストまでにあと3回やる予定。その中で定着度が上がってくればと思う。

やっぱり、何度も練習して慣れないと文は書けるようにならないからね。

まずは英短文をミスなく書ける力を養成していきたいものだ。


本当は作文だけじゃなく読解問題までやる予定だったけど、時間が足りなかった。

ちょっと計画をミスったな。読解問題は次回に回します。

次回はまた、思いついた企画をやってみます!内容は金曜までのお楽しみ。


テストまであと6時間!

・単語テスト 第29回

これをもって期末の範囲は終了。

今回の不合格者はうちのクラスが3人、隣が0人(すばらしい!)。

易しい単語が多かったので、いつも落ちてた子も受かってくれた。


・洋楽を聴こう&歌おう 第4回

曲目はビートルズのAll My Loving。今回のテスト範囲であるwillが多用されている。

韻(rhyme)についてもはじめて教えた。生徒はなかなか、自分からは思いつかなかったようだ。

そのあとは音読。「close your eyes」「and I'll」「I'll always」「while I'm away」など、音の連結や弱化については特にていねいに練習した。

音読後、CDに合わせて4回歌った。3回までは自分も一緒に大声で歌い、最後は自分は歌わずに、生徒たちに歌ってもらった。

声域もあまり広くなく、歌詞も易しいおかげか、けっこう大きな声で元気に歌えていた。ビートルズは曲が短いので一時間のうちに何回も練習できてよい。

終わった後はじゃんけん大会をしてCDをプレゼント。これが毎回好評です。

いつやっても楽しいね、この企画。今回は特に楽しかった。

学級日誌には「今までやった曲の中で一番気に入りました」と書いてあったので、うれしかったです(今までやったのはEight Days A Week、Hello Goodbye、She Loves You)。


明日からはひたすら試験範囲の演習。いろんな企画を取り入れていこう!

作文、ちょっとした読解問題、リスニング&ディクテーション、他にもいろいろやるかも・・・?


・11-1のテスト

不合格者はうちのクラスが9人、隣のクラスが1人。


・問題集17章 StandardとHigh-Level

これをもって試験範囲が終わり。

この問題集は、量が多すぎず、レベルも程よいので非常に助かっている。

新中問からこちらに切り替えて大正解だったな。

これを軸にして、長期休暇の課題で文法や読解のプリントを補充してあげれば、けっこうな力が付くんではないかという感触がある。


あと、うちのクラスで、この前やれなかった英語の動詞の話をした。

・(answer) the phone

・(make) a noise

・My computer doesn't (work)!

・(kill) time

・(run) a company

などなど、全部最終的には正解が出た。すばらしい。

この企画はうちのクラスでもなぜか大好評。

英語への興味を少しは喚起できたかもしれない。

高校生になったら暗記しなきゃいけない事項だが、その時も単なる熟語じゃなくて「興味深いな」という気持ちをもって覚えてほしいものだ。


さて、明日はビートルズのall my lovingを歌います。

文法・単語・発音、全部しっかりやって、歌いこなせるようにしてあげよう!