新・農業ビジネス⑥ | 山下弘幸の農業コラム

山下弘幸の農業コラム

農業コンサルタントである山下弘幸が日ごろのコンサル活動をしている中で気が付いたことや、農業者に伝えたいことなどをつづるコラム。

新・農業ビジネスの始め方②

~取引先と繋がる方法について書きます~

 

これまでお伝えしてきたとおり

新・農業ビジネスの特徴はお客様がいるかいないかです。

 

これまで農家にはお客様がいませんでした。

生産して出荷しさえすればおカネは通帳に振り込まれるという

画期的な環境の中で生活してきたんです。

 

ですからお客様なんて考える必要がなかったんです。

 

しかし、実は農協にすっかしているひとは農協がお客さんなんです。

また、卸売り市場に出荷している人は卸売市場がお客さんです。

道の駅や直販所に出荷している人はその直販所がお客さんなんです。

 

つまりお客さんって最終的に自分にお金を払ってくれるところを言ううんです。

 

余談ですが、会社員のお客さんは誰だかわかりますか?

建築業の方だったら家を建ててくれる人がお客さんなのかもしれませんが、雇われている人は雇い主からお給料をいただきます。だから

その雇い主がお客さんなんです。

雇い主のお客さんは家を建てる施工主がお客さんになります。

もちろん社長のお客さんだから自分たち従業員にとってもお客さんなので丁重に対応するのは当然のことですが・・・

 

農業が儲からないって世間で騒がれていますが、

儲からない人はお客さんの役に立っていないんです。

 

もし、農協に出荷している人であれば農協はあなたが出荷した商品の売り上げから手数料をいただきます。

ということは農協の売り上げを多くしてあげれば農協はたくさん手数料をもらえて喜びますよね。

これってお客さんの役に立っているんです。

必然的に農協の手数料利益が増えたってことはあなたも売上が伸びているはずです。

 

お客様ファーストとはお客様の役に立つこと。お客様に利益を多くもたらすことが重要です。

 

これはビジネスの鉄則なんです。

自分だけ儲けてやろうとか、客には儲けさせたくないなんて思っているようではビジネスはできません。

 

当然、新・農業ビジネスを始めることもできないでしょう。

 

 

もしかして農協が手数料をとっていることを根に持っていませんか?