新・農業ビジネス④ | 山下弘幸の農業コラム

山下弘幸の農業コラム

農業コンサルタントである山下弘幸が日ごろのコンサル活動をしている中で気が付いたことや、農業者に伝えたいことなどをつづるコラム。

新・農業ビジネスでの成功法について

 

前回まで新・農業ビジネスについての理解を深めてもらいましたが

今、農業界は天動説が地動説に変わるくらい常識が変わり始めています。

 

これまでの農業は作るのが仕事で「生産者」と呼ばれていました。

がしかし、昨今の農業者は自ら生産したものを自ら販売する

生販一貫体制を作り始めたのです。

 

これらの農業者は新・農業ビジネスを始められてすでに成功されている方々です。

 

ぶっちゃけ、かなり儲かっています。

これら新・農業ビジネスをやっている農家、農業者、農業法人は

これまでの農家と全く違う考えを持っています。

 

それは稼ぎ方です。

 

これまでの農家が儲かる時は市場の価格が上がった時。

それも競合する産地が何かしらの災害で生産不良となり、その需要が

自分の産地に流れてきて予想に反して高く売れたときなんです。

でも、これって棚ぼたですよね。

もちろん日々の農作業の努力があってのことですが、同じ努力をしてもまた同じような棚ぼた儲けがある保証はありません。

それでも2匹目のどじょうを狙って同じように一生懸命に農作業に励むのがこれまでの農業のスタイルなんです。

 

しかし、生販一貫体制を作った新・農業ビジネスをやっている農業者の

稼ぎ方は能動的です。

 

100円で納品すると決めた商品は市場が変動しようが、他の産地が災害にみまわれて需要が増えようとも100円のものは100円で納入します

 

一見、市場価格が倍に跳ね上がり、市場に出荷したほうが儲けるように思いがちですが、そのような目先の市場変動に目を向けるのではなく、100円で納品する商品で1円でも多く利益を残すにはどうすれば良いかを考えるのです。

 

そうして100円の商品が売れるたびに必ず10円、もしくは20円の利益が出るような仕組みを作り売れれば売れるほど儲かる農業を実現するのです。

 

新・農業ビジネスでよく勘違いされるのが、

特別なモノを作って売るのが農業ビジネスだ!とか

特別に高く売ることが農業ビジネスだ!とか・・・

 

全く違います。

新・農業ビジネスでせいこうしている農業者は

特別なモノを作るわけでも特段高く販売しているわけでもありません

 

むしろ

普通のものをリーズナブルに生産して販売しています。

 

これが新・農業ビジネスの成功の秘訣なんです。

 

では、成功した農業者がなぜこれができるのか・・・

 

それはそれらの農業者の頭には

 

常に

 

お客様ファーストがあるからです