新・農業ビジネス③ | 山下弘幸の農業コラム

山下弘幸の農業コラム

農業コンサルタントである山下弘幸が日ごろのコンサル活動をしている中で気が付いたことや、農業者に伝えたいことなどをつづるコラム。

今回から

新・農業ビジネス成功法について

 

新・農業ビジネスの特徴は

最初に書きましたが、お客様ファーストの農業のことです。

しかし、これまでの農業は自然環境ファーストの農業です。

 

これは新・農業ビジネスも同様なんです。

つまり、新・農業ビジネスはお客様ファーストであり自然環境ファーストであるといった矛盾を抱えたビジネスなんです。

 

ですのでめっちゃ難しいんです。

ただ、これまでの農業は自然環境ファーストと言いながらも

実は自分ファースト。つまり、自分中心の農業をやっているんです。

天気のせい、自然災害のせいにしている農家さんがたくさんいらっしゃいますが、実はそれって自己都合なんです。

 

お客さんのことを考えるならば少しでも何とかしようと努力します。

例えば、約束していたキャベツ100個の納品が出荷当日雨で収穫ができなかったとしましょう。

 

農家さんはこう言います。「雨が降ったから収穫ができなかった」・・・

だから出荷できないって。

 

しかし、取引先は困ります。

取引先:「そんなこと言わずに何とかなりませんか?」

農家:  「いや、雨だから仕方ないね」

 

これって本当に自然環境のせいでしょうか?

確かにし雨が降ったのは自然環境のせいです。が、お客様のことを

考えるならば前日に収穫作業を前倒して事前に出荷させてもらえるように連絡するとか、

週間天気予報で雨が続きそうなら事前出荷の数量を多めにするとか

対処すべきなんです。

 

もしくは雨が降っても収穫できるようにビニールハウスを建てるとか

自然環境の変化に対して対応できるように対処することが重要なんです。

 

ただでさえ、自然環境に振り回される農業で

更にお客様を意識して配慮した農業をやれなどと

既存の農家さんに言うと叱られますので、既存の農家さんには

おススメしていませんが、

 

これから農業を始めようとする新規農業者、新規農業参入企業は

これらのハードルを理。していないと大変目にあいますので

ご注意ください。