新・農業ビジネス② | 山下弘幸の農業コラム

山下弘幸の農業コラム

農業コンサルタントである山下弘幸が日ごろのコンサル活動をしている中で気が付いたことや、農業者に伝えたいことなどをつづるコラム。

前回

新・農業ビジネスについて書きましたが、

農業者はこの新・農業ビジネスをやりたいって思っているはずなんです。

なぜなら、誰だって自分で自分の商品に値段をつけて売りたいはずなんです。

 

しかし、この単純なことが意外と難しいんです。

農業は基本的に市場出荷が中心です。

 

つまり、需要と供給のバランスで取引価格が決まります。

例えばキャベツが100個、1個100円で欲しいって需要とキャベツが100個・100円で売りたいですってときは需要と供給のバランスが取れていて良いのですが、

 

仮にキャベツが不作で80個しか出来なかったらキャベツの取り合いになってキャベツの値段は上がります。

逆に120個売りたい側にあれば競わなくても簡単にてにはいるので

取引価格は下がります。

 

これをあらかじめ「100欲しいに対して100作って納めますよ」って

約束するやり方が新しい農業のスタイルなんです。

 

農業以外の一般的な仕事をされている方は

注文に対して対応するのは当たり前かもしれません

 

しかし農業界は違うんです。

出たとこ勝負。作ってから売ろうとするプロダクトアウト型なんです。

 

ラーメン屋さんに例えると注文されてからラーメンを湯がくのではなく

先にラーメンを湯がいてから客を探しているような状態なんです。

 

このような話をすると農業者はなんて馬鹿なことをしているんだと

思われるかもしれません。

 

しかし、農家として反論させていただくと

農家はお客様に合わせる前に自然環境にあわせて仕事しなければならないのです。

 

客の都合どころか、台風だの、大雨だの、干ばつだの

めまぐるしっく変わる自然環境を相手に生産活動をしなければいけないんです。

 

だから、まずは生産することが大事で出来た後、出たとこ勝負の

市場原理で売れた売れない、高い安いに翻弄されているのです。

 

では、新・農業ビジネスで成功するにはどうすれば良いか?

 

次回から新・農業ビジネス成功の秘訣をお教えいたします