新・農業ビジネスとは・・・ | 山下弘幸の農業コラム

山下弘幸の農業コラム

農業コンサルタントである山下弘幸が日ごろのコンサル活動をしている中で気が付いたことや、農業者に伝えたいことなどをつづるコラム。

新・農業ビジネスとは

 

私が農テラスという会社でお伝えしていることは

たった一つなんです。

 

それは・・・

「農業業界に全く新しいカテゴリーの農業が始まりましたよ」ってこと

なんです。

 

では、全く新しい農業って何ですか?ってことなんですけど

それはお客様を意識している農業のことなんです。

 

これまでの農業業界はお客様を意識してこなかった。

ちなみに周りのお知り合いの農家さんに

あなたのお客様は誰ですか?って尋ねてみて下さい。

 

そんなもんおらん!(いない)って答えられるか、

もしくはそんなこと考えてみたことない!って言われるはずです。

 

これからの農業はこのこれまで同様のお客様を意識しないでやる農業とお客様を意識してやる農業の二つに大きく分かれるのです。

 

農テラスではこの「新・農業ビジネス」を教える仕事をしています。

私も農家ですので、これまでの農業を否定するつもりはさらさらありません。

 

なぜなら、お客様を意識しないでも成り立つ農業ができるならそれはそれですばらしいことなんです。

 

もちろん私も最初はお客様なんて全く意識しない農業をやっていまいた。が、途中で行き詰まりそれができなくなった。だから新・農業へ移行したということなんです。

 

そして新農業はお客様を意識した農業ですのでビジネスと同じなんです。

 

お客様と納入時期、数量、取引価格など予めトレードする条件を決めて取引をします。ですから一般的なビジネスと同じなんです。

 

ですから私はこれらを農業ビジネスと呼んでいます。

そしてこれまでと違うやり方なので新・農業ビジネスと呼んでいるのです。

 

新しい概念や新しいやり方が始まると必ず賛否両論が出てきます。

新・農業ビジネスが始まると、農協はいらないだとか、これまでの

農家はなくなるとか・・・・

 

そんなことはありません。

私は

新・農業ビジネスはインターネットのようなものだと思っています

 

20年ほど前にインターネットが普及し始めた頃、

インターネットとやらが普及すればテレビもラジオも新聞も要らなくなるって騒がれていました。

 

しかし、どうでしょう。テレビもラジオも新聞もなくなっていませんよね

 

多少淘汰された部分はあったかもしれませんが、それはインターネットが普及したからではなくそこの経営が芳しくなかったからでしょう。

 

つまり、新・農業ビジネスが普及しても既存の農家や農協がなくなるはずはないんです。

 

単純にカテゴリーが一つ増えただけ。

それが新・農業ビジネスなんです。