ココハドコ? アタシハダレ? -46ページ目

ココハドコ? アタシハダレ?

自分が誰なのか、忘れないための備忘録または日記、のようなもの。

雌日芝を撮ったついでに雄日芝も撮った。別名ベタベタ草。小穂の部分がベタついて、犬などのペットにつくとアレルギーを起こすらしい。案外厄介な草のようだ。引きちぎるのに力がいることからチカラグサとも。イネ科。

 

 

 

 

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9.11アメリカ同時多発テロからもう20年か。早いな。あの事件を知らない子供たちが大人になりつつある。3.11からも10年だ。どちらの事件もリアルタイムで放送されTVに釘付けになっていた自分がいる。9.11は当時勤めていた会社で仕事もそっちのけでWTCの崩落を食い入るように見つめていた。3.11の時はもう今の仕事だったが、夜勤明けで寝ているところを、大きな揺れで起こされた。本棚が倒れそうで揺れが収まるまで抑えていた。TVをつけると東北のどこかの町の漁港が映っていた。そこに間もなく津波が襲ってきた。橋を渡る車が映っていたが寸前にカットが切り替わった。

 

そしてこの1年はパンデミック。5年後10年後、パンデミックは収まっているだろうか?収まっているとしたら、どんな印象が残っているのだろう?

「このコロナ下、総裁選なんかやってる場合か」という野党の虚しい批判なんて覚えていたくないね。まるでベタベタ草。

 

 

 

 

 

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やれやれ、どっこいしょ。。。

今日の仕事はこんなとこでした。

 

 

多摩川の川っぺりに住んでる私は、そこからこの高さまで自転車で、えいこらやっこら。電動アシスト? あんなもん邪道じゃ~!と信じてる私は、1万円の自転車で、えいこらやっこら、、、いやぁ~疲れた。

 

ここは多摩市連光寺、たぶん多摩丘陵地帯の中でもこのあたりが最高峰なんじゃなかろうか。天気も良くていい眺めだが、近所には何の店もなく、車の運転もおぼつかないような高齢者にはちょっと住めない。

と、思ったら近所には空き家らしい戸建ての家がちらほら。多摩市は高齢化が進んで空き家が増えているのだ。

 

 

 

 

 

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3年か4年ぶりだと思うが、とにかく実に久しぶりに小説を読んだ。村上春樹の「ノルウェイの森」。

この人は私と同じ時期に同じ大学で学生生活を送っている。年齢も1歳しか違わない。そんな人が30代半ばで書いた小説なので、どこかシンパシーを感じるところもあるかと期待もあったのだが、読みだしてすぐに感じたのが「つまらない」という事。ただ、この作品が発表された当時に読んでいれば、もっと違った感想もあり得たかもしれない。そういうエクスキューズはありうる。70年も生きてきた人間の読む小説ではない。そう言えば書いた本人も多少は納得してくれるだろう。

 

ただ、それでも気になるのはやたらに饒舌だという事。散見するところでは村上春樹評というのは高い評価と全く評価しないものと二分されているようで、評価しない人はこの饒舌を嫌ってるように思う。確かに読みやすい文章だとは思うが、「読みやすさ」はイコール「わかりやすさ」ではない。作家は言葉を素材として自ら語ろうとする世界を織りあげてゆく。語ろうとする世界を過不足なく、正しく伝えようとすると、どうしてもひとつひとつの言葉の選択にはシビアになってゆく、そういう所が感じられない饒舌さだけに、読者はする必要のない誤読をするだろうし、評判の高い小説だけにあえて言うなら人生を誤読する読者だっているだろう。私は好きになれなかった。

 

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「ノルウェイの森」は若者のいわば「自分探しの旅」がモチーフになった小説と言っていいのだろう。この人の作品を読むのは初めてで、最近の作品を読んでないのでわからないが、もしかするとこの人は今も自分探しをしてるのではなかろうか、まさかとは思うが「ノルウェイの森」の饒舌さからは、ありえないことではないと、そんなことも感じた。蛇足ながら付け加えておく。

 

 

 

 

 

 

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