東京は先週までの長雨をさっぱりと忘れたかのように見事な快晴。仕事が休みなので、晴れ渡った空を見ながら散歩に出た。
8月の終わりころから夜になると虫の声を聞くようになった。堤防では菊芋の群生が満開。秋の花というとコスモスを愛でる人は多いが、菊芋を愛でるというのは聞いたことがない。黄色い花で言えば、夏のヒマワリを愛でる、そういう人はいるだろうが、なぜか菊芋を愛でるとは聞いたことがない。この打ち捨てられ忘れ去られたかのような花の、いかにも雑草然としたところが私は嫌いではない。風にあおられながら細々と、しかし、しぶとく我慢強く咲いている姿には共感できるものがある。
彼岸花が咲き始めた。雨ばかりを気にしていたが、気がつけば秋である。
今年は米が豊作と伝わって、コメの価格が下がっている。近所のスーパーでは5㎏で3,000円を切っている。新米が出回るのに先駆けて安く売ってしまおうという魂胆だろうか。
しかし、この収穫期に、石川県や千葉県、さらには九州と豪雨が続いた地域の米は収穫できているのだろうか。近所の田んぼを見ると稲穂が短く、どこか元気がないように見えるのは気のせいだろうか、ちょっと気になっている。
明日からは、また雨が続くらしい。夏の酷暑も、この長雨も、線状降水帯の豪雨も、迷走台風も、どれもこれもスーパー・エルニーニョが原因らしい。ついでに、こいつのおかげで今年は暖冬だという。暖冬はうれしいが、その前にこの長雨を早く終わらせてくれないものか。
「大工殺すに 刃物はいらぬ 雨の三日も 降ればいい」
これは江戸時代の都々逸らしい。さて、警備員は?




