高市政権 | ココハドコ? アタシハダレ?

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自分が誰なのか、忘れないための備忘録または日記、のようなもの。

 最近ニュースを見なくなった。高市政治の何に反応すればよいのか、何から何までバカバカしくて何かを言う気になれないのは、反面、自分が年を取ったという事でもあるのだろう。高度成長期に成人し、自分が社会へと飛び出したころの政治にも、当時は当時で不満は数多くあったと思うのだが、それでも今よりずっとましだったと、そんなことを漠然と思うのだが、そうやって昔と比べて現在を考える仕草そのものが年を取ったという事なのだと思う。

 

 現在の政治のありようは私のような高齢者をさっさと置き去りにしてゆくが、現役世代にとってははるかに深刻な問題だと思う。選挙公約で平気でうそをつく政治、事実無根の誹謗中傷で対立候補を貶めたり、自身の経歴を詐称する、そういうことが許される政治が始まっている。この政治手法というもおこがましいやり口は、アメリカのドナルド・トランプの模倣から始まっているのだろうか。小池百合子の「都民ファースト」、参政党の「日本人ファースト」中道連合の「生活者ファースト」と、トランプの「アメリカファースト」をそのまんま模倣したキャッチはどれだけ選挙民に刺さったというのだろう。「ファースト」という言葉の音感のつかみどころのないふにゃふにゃした感じもあって、私には悪い冗談としか思えないのだが、逆に言わせてもらうならこんな模倣を発想をする人間の感性を疑わざるを得ないし、知性の劣化を考えざるを得ない。

 そして、それは投票する選挙民の劣化でもあるだろう。SNSで安易に金儲けしたい輩が発信する根拠のないデマや誹謗中傷をそのまま信じ込むようなリテラシーの無さに、どこまでも無自覚な、そんな人間が増えている。そして、そういった人間が現政権を支持したりしている。

 

 

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 支持されているのは「高市政権」である。「悲願」とまで大ウソをついた「消費税減税」はとことん後回しにして、「国旗損壊」とか「皇統は男系男子」とか、そんなことで国会を延長までしている。全く急ぐ必要のない事案で、そこにあるのは党利党略でしかない。

 

 私が子供のころは国民の祝日と言えば、各家の門口には日の丸が掲げられたものだが、1970年代にはそんな家は全く見られなくなった。今、国旗を持っている家庭はどのくらいあるのだろう。まして屋外で国旗を見るのは、役所や学校の庭か自衛隊、あとは右翼の示威行為くらいだろう。言い換えれば一般の国民にとって日の丸は国旗としての意味さえ失っているのではないか。

 「皇室典範」改正にしても、結局養子を取ったところで、対象となる女性皇族が結婚を拒否したら何の意味もない。それとも「腹を使わせろ」と文字通り奴隷の所業を強制するのか。

 これらの法は所詮「死法」と化すだろう。私はそう思っている。

 

 高市政治はどこまで続くのだろう。支持率低下はよいことだが、「副首都」法案は成立させたいらしい。これも急ぐ必要などさらさら無い。そもそも「首都」という言葉には法的な定義はないらしく、したがって「副首都」が何を指すのかも定義されない。あるのは、指定された都市周辺への経済的メリット、つまり「利権」で、大阪に限らず複数の都市が手をあげたいらしい。

 

 私が思うのは、高市政治にはどこまで行っても「日本」という国の未来をどのようにしたいか、国の未来に対する「グランドデザイン」が全くないことで、そのことは新興の野党である「参政党」「日本維新の会」「保守党」などに共通している。単に外国人排斥だけで人気が出ても、経済も語らなければ外交も語らない。そんな人間に国政を任せてしまったのが、今の日本なのだと思う。「ファースト、ファースト、、、」とシャーマンもどきが呪文を唱えても国の運営などできるわけないのだ。

 

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 こうした時代の趨勢というものから、なにか遠くに来てしまったと感じることに私は愕然としている。年寄りはさっさと退場しろよ、という声も聞こえる。未来に明るいものを感じられれば退場もしよう。しかし、そんな未来をどこに感じればいいのだろう。

 

 

 

 

 

 

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