その203 ニュース雑感 つれづれ | ココハドコ? アタシハダレ?

ココハドコ? アタシハダレ?

自分が誰なのか、忘れないための備忘録または日記、のようなもの。

何事かまとまって書くネタがあるわけではなく、そうは言っても、ちょっと間が開くと何かしら書きたくなるのはいかなる性のなせる業であるのか、、、

 

最近はニュースをチェックするのも疲れる。家にいる時間はほとんどCNNかBBCをつけっぱなしにしている。国内ニュースはほとんど見ない。ネットで足りる。そもそも大半が新聞でいう社会面的なニュース。そのニュースもワイドショーに負けてるっぽい、ニュースバリューって何だ?と首をかしげるものがほとんど。バリューないだろ、みたいなニュースを垂れ流すなら番組終わりにしたほうがいい、そう思う。

 

 

さて、CNNあるいはBBCから、やや怪しげな記憶を交えつつ。

アメリカはカリフォルニア、ネバダ、アリゾナあたりでこの夏3度目の熱波、随所で摂氏40度を超えている。パキスタンはインダス川があふれて国土の1/3が水没し3千万人が被災、グリーンランドで氷床が急速に溶けており、世界の海面が20㎝くらい上がりそうだという。それどころじゃないのが南極の氷河。

 

南極の「ドゥームズデー氷河」、崩壊なら数メートルの海面上昇も(CNN.co.jp)

 

海面上昇が現実のものとなれば海抜数10㎝、日本の「領土」らしい沖ノ鳥島が水没、「島」が消えるかもしれない。と同時に日本の国土より広い半径370㎞の排他的経済水域を失う。で、「あれは島じゃない、岩だ」と言ってた中国が快哉を叫ぶ。ついでに中国が南沙諸島の暗礁を埋め立てて基地を作った人工島も水没するんじゃなかろうか。お互いさまと言えばいいのか?

 

ロシアが苦しむ「ゾンビ森林火災」 ウクライナ進軍で国内消防に暗雲(NEWSWEEK japan)

600年前の仏像も露出……中国の熱波と干ばつで発電や作物に影響(bbc.com)

 

その中国、ちょっと前のニュースだが四川省で熱波と旱魃で山火事、長江が干上がっているとか、ロシアでは西シベリアで森林火災。凍土が解けてメタンガスが噴出、それが燃えて尋常ならざるCO2を排出している。戦争に駆り出されて消防士が不足してるらしい。つまり、燃えるに任せて放置。

 

山火事や森林火災による世界の焼失面積は軽く日本の国土面積を超えている。脱炭素は待ったなしなのだ。戦争なんかやってる暇ないと思うのだけど、人間は人間が思ってるほどお利口じゃないんだね。

 

がっかりだ、、、

 

 

*****

 

岸田首相、原発新設へ方針転換 次世代型の検討指示―7基追加再稼働「国が前面」(jiji.com)

 

プーチンがウクライナに対して核攻撃も辞さないというのは、あるいは原発攻撃の事だったかもしれない。亡くなったゴルバチョフ氏は原発が戦時の攻撃対象になりうることを非常に心配していたらしい。温暖化対策がもはや猶予なしと言える気候変動を見ると原発再稼働もやむなしと思えてくるが、安全保障面の対策は十分にとれるのか。

 

安倍氏国葬、総額16.6億円 政府一転公表、岸田首相「説明尽くす」―菅氏が追悼の辞(jiji.com)

 

故安倍晋三元首相の国葬、岸田自民党はどうしてもやりたいらしい。やりたければやれば、というのが私の実感。故人の政治的業績をどう評価するかなんて、まだわからない。その遺志を継ぐ人間の働きによってどうにでも変わってゆくだろう。国葬についての法的な決まりはなく、やりたければやれるのだからやればいいさ。かっての吉田茂氏の国葬はかなり不評だったらしい。国民に愛された人なら反対の声もそう大きくならないと思うが、どんな政治家も相当数の敵はいるもので、だれからも愛され信頼されたというような大政治家は明治以降の日本にいたためしはなかった、そう思う。国民の多くは醒めている。

 

海外から多くの要人が来れば岸田首相の政治パフォーマンスにはよい舞台になるだろうが、国葬が盛り上がらなければ、その匂いも自然と伝わってゆくだろう。

 

国葬が小糞にならぬよう、ま、お手並み拝見。

 

*****

 

BBCが先ほどからずっとエリザベス女王の健康状態を報じている。女王はバルモラル城で医師の監督下にあり、家族が皆集まっている。が、詳細は何も発表されていない。先ごろ就任したトラス首相はじめ多くの政治家が懸念を表明してる。

 

PS.午前6時、起きてTVをつけたら、女王ご逝去の報。96歳。国葬の論議などあるはずもなく、こちらは盛大な葬儀が執り行われるだろう。またひとつ、時代の顔が失われた。心よりご冥福をお祈りする。

 

 

 

 

 

にほんブログ村 ニュースブログへ

にほんブログ村 写真ブログ モノクロ写真へ