雨で仕事は中止。久しぶりにニュースサイトをサーフィンするも、ネタにしたいニュースも見当たらず、結局オミクロン関連ニュースに行きついてしまった。
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オミクロン株が最初に発見された南アフリカではかなり収まりつつあるらしい。イギリスでもピークを越えたという見方が出てきている。デルタ株もそうだったが、急激に感染者が増え、ピークを越えるとまた、急激に減っていく、そういうパターンが繰り返されているようだ。
南アフリカでは11月下旬に急激に増え始め、12月のピーク時で1日2万人を超える新規感染者を記録したものの、現在は1万人を下回るところまで減ってきている。イギリスは11月ころは新規感染者数4万人前後で小康状態だったが12月中旬に反転、下旬には1日当たり10万人を超える新規感染者数を記録、現在も10万人超えは続いているが、伸びは止まったように見える。もちろん予断は許さない。
これまでの新型コロナに比べるとオミクロン株は潜伏期間が短く3日前後と言われている。それだけ感染後のウイルスの増え方が速く、したがって感染力も強いという事なのだろう。ただ、感染力は強いが致死率や重症化率は低いという。普通の風邪に似て、発熱、咳、のどの痛み、そんな症状で終わるケースが多いらしい。それをそのまま信じていいのかどうか、中には40度近い発熱に苦しんだ感染者もいる。あるいはワクチン接種の有無で違いが出ている可能性もあり、「軽症で済む」と安易に考えないほうがいいかもしれない。
さて、記事を書きながらそんなことを考えていたら、またまた新たな変異株発見の記事。
「「デルタクロン株」の存在を主張、実験室汚染は否定-キプロス研究者」
デルタ株とオミクロン株の特徴を併せ持つ混合変異株なのだそうだ。感染力が強く毒性も強いならちょっと手に負えない事態になりそうだが、ゲノム解析時の技術的ミスだろうという批判もあり、まだわからない。
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少し古い記事だが、
記事によると、「大型猫類や霊長類、フェレット、ミンクなどを含む動物園の動物やペットの新型コロナ感染は、世界中で報告されている」そうだがカバの感染は初めてだろうという。カバは偶蹄類で牛と同じ。カバが感染するなら牛も感染するだろう。前にも書いたが、心臓弁膜症の手術をした私の大動脈弁は牛の心膜で作られた人工の弁に置換されている。この牛の心膜で作った弁でウイルスが増殖しても牛の細胞だから私の体に備わっている免疫機能は働かない。
かかりつけ医に「この人工弁に感染したらどうなりますか?」と尋ねたら「わからない」と素っ気ない返事。過去に症例がないのだろうと思ってそれ以上聞かなかったが、私にとっては他人ごとではない。
いや、カバごとではない?
PS 「豚の心臓、人間に移植 成功と発表―米メリーランド大」という記事。
遺伝子操作した豚の心臓を使ったらしい。心臓弁膜症で弁を置換する場合、牛ではなく豚で作った弁もある。弁のような小さなものは拒絶反応もあまりなく、やがて馴染んでいくらしいが、心臓そのものだと大変なことだろう。すごいとしか言えないが、豚も牛と同じ偶蹄類で私の期待には応えてくれない。
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(狭山湖からの帰りに撮った群馬の山並み。雪で真っ白なのは多分、谷川岳。ちょっと、びっくり)