新型コロナがまたまた猛威をふるい始めている。イギリスやフランスでは新規感染者数が過去最高となり、アメリカも連日10万人を超える新規感染者が出ている。お隣の韓国も先月から急激に増え始め、それまでの最高だった3,000人を一気に突き抜けて7,800人まで駆け上がった。
その一方で、日本は何でこんなに少ないのかと、いろいろと議論されているらしい。議論はされているが、もちろんこれと言った確かな答えは今のところ無いようで、そうこうしているうちに日本の新規感染者数も逆転、上昇に転じつつあるようだ。全国の新規感染者数がこのところ連続で300人を超えていることに加え東京、大阪、京都、福岡などでオミクロンへの市中感染とみられる例が見つかっている。
オミクロン株の感染力はデルタ株よりかなり強く感染の広がるスピードも速いと言われる。総じて症状は軽いらしく、その点は救いだが、逆に感染していても自覚症状がないまま他人にうつしているケースが相当あるのだろうという気がする。
そういえばデルタ株のピークはちょうどお盆休みとオリンピックの時期と重なり、人出が減って、これはこれで蔓延を抑止したかもしれず、今度のオミクロンは正月休みと重なる。少しでも感染抑止につながれば幸いだがどうなるだろう。
(さざんか)