ナス科で茄子の花と色が違うだけで形はよく似ている。ただし、実は有毒で家畜が食べると中毒死するケースもあるという。アメリカ原産の外来種。地下茎で増え除草剤も効きにくく繁殖力も強いため完全な駆除が難しい。「生態系被害防止外来種」に指定されている。
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オリンピックが終わった。このオリンピックを見て盛り上がった人もシラケた人も、それぞれ様々な感想を抱いたのだろう。私はもともとオリンピックと言って特別の関心もなく、野球とサッカーと柔道をチラ見した程度。コロナ=デルタ株の感染爆発はあらかじめ予見できたし、開催は中止すべきとは思ったが、いざ開催となれば、そこで競技するアスリートたちは死力を尽くして戦うのが彼らの本能だろう、そういう姿に対しては敬意を払わないわけにはいかない。
首相が日本選手の金メダル獲得をツイッターで祝福することについて自民党内で「はしゃいでいるように見える」との不満があるという。しかし反対の多い中で開催を強行した立場からいえば、選手たちの活躍をフォローするのは当然やるべきことであって、これを無視して良いわけがない。周囲がどう見ようと首相には首相の「気持ち」があるのだろうと思いたい。それを「はしゃいでる」としか見ないのが自民党体質なのだと私は思う。
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今日までの結果から見ればオリンピックにおける感染症対策はまずまずうまくいったと言って良いのだと思う。少なくともオリンピックが開催されたことでデルタ株の感染爆発が加速されたようには見えない。
また、「オリンピックやってるのに外出するなと言われても、、、」といった、これでは危機感が伝わらないとよく言われるが本当だろうか?
日本人て、そんなに馬鹿なのか?
誰だって危険なのはわかってるし、オリンピックをやろうがやるまいが出かける人間は出かける。文句は言うかもしれないが外出して感染しても自己責任くらいの心づもりはあるだろう。
危機感が伝わらないことをオリンピックのせいにしてはいけない。このデルタ株がこれまでのアルファ株やそれ以前の株に比べても今まで以上にはるかに感染力が強く危険であることを正しく伝えようとしないから危機感が伝わらないのだ。なぜ伝えようとしないか、それはおそらく、今まで以上の感染防止策がないからで、だからといって「お手上げです」とも「匙、投げます」とも言えない。頼れるものはワクチンだけ。前にも書いたが「緊急事態宣言」はもはや無力。
危機と言われても対策がないなら好きにするさ、というのが普通の感覚ではないか?
自民党の二階幹事長は秋の総裁選も「菅でいいんじゃない」と言ってるらしいが、誰にもできないウイルス退治だから、だったら菅にとことん汚れ役で、という魂胆だろう。衆院選、自民党を勝たせてはいけない。