前置きが長くなりましたが、
凍結胚の移送当日の記録です
。
何かあるといけないので、
夫の休日を利用して
2人で出かけました
。
●移送容器を借りる→運ぶ
まずは、ドライジッパーと呼ばれる、
凍結胚の移送に使う容器を借りるため、
朝、移送先の病院へ。
(移送容器の貸し出しを
している病院もあるようですが、
前院では借りられなかったので、
移送先で借りました。無料
。)
この容器、
中には液体窒素が詰まっているため、
危険物扱いなのだとか
。
公共交通機関には乗れないため、
そこからタクシーで
移送元(前院)に移動です![]()
。
容器の大きさは
縦横30cm弱、
高さが5~60cmくらい。
座席に乗せられるサイズでした。
重さは5kgくらいと聞きましたが、
大きくて持ちにくいので、
もう少し重たく感じました。
主人と一緒で大正解![]()
。
タクシーでの移動は
非日常体験
だからと
二人とも、終始
テンション高めでしたw
●前院に到着。
移送容器を病院にお渡しして、
凍結胚を詰めていただきました。
これで本当に、
前院ともお別れです
。
おそらく、もう二度と
足を踏み入れることはないでしょう。
親切にしていただいた
看護師さんと
培養士さんには感謝しています。
●運ぶ
大切な我が子(凍結胚)を預かり、
再びタクシー乗車
。
(短時間だったので
運転手さんが
待っていてくれました)
気分的には
親子3人での
短いドライブとなりました。
![]()
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←こんな感じ。
揺れないように、
箱を両脇から
がしっと固めます。
100%不思議な光景だった
と思います。
でも、長い道のり、
何も聞かずに
車を走らせてくれたところに
運転手さんの
温かい気遣いを感じました
。
最近様々なところで、
様々な言葉に囲まれすぎていたので、
無言のやさしさに触れたのは
久しぶりで、心地よく、
ありがたかったです
。
●移送先に到着。
運転手さんが
混み合う道をうまく避け、
近道を走ってくれたおかげで、
予定よりも早く移送先に到着しました。
移送先までスムーズに届けることができ、
ひとまず、ほっとしました
。
●お会計
・箱代 ・・・無料
・手数料・・・約3万円(予定通り)
+5千円※移送元で発生した培養液の代金。
・交通費・・・自宅→移送先→前院→移送先→自宅の分。
※下線部はタクシー移動。
今回、天候に恵まれたのは幸いでした。
雨だったら、合羽を用意したり、
足元に注意したりと
大変だったろうと思います。
胚移送はリスクもあるため
、
普通あまり選択されないと思います。
比較的珍しい体験だったので、
あとから思い出せるよう、
ちょっと長めの記事として
残しておくことにしました。
最後までお付き合いいただき、
ありがとうございました
。

