映画のハナシをしまーす。
前から観ようと思ってた
「パコと魔法の絵本」 観に行ってきました、レイトショーで。この日は雨もふってて夜はかなり冷えました…。
映画の紹介は他のトコでものってると思うのでかなり省略して…ある病院に入院してる嫌われ者のガンコじじいが、同じ病院にいる「1日しか記憶を保てない少女」パコに思い出を残したい…と、他の患者やドクター・看護士たちと奮起する、といった感じのファンタジーでござす。
さてさて、この映画は
『MIDSUMMER CAROL ガマ王子vsザリガニ魔人』 という舞台がモトになっていて、ストーリ・キャストをアレンジした作品になってます。もともとこの舞台を先に見たことがあってすごく好きなハナシでした。なので、映画化することで妙に大衆ウケするように変更されてたらヤだなぁ…とちょっと不安もあって観にいくの迷ってたのですが…
見終わっての感想としては
「ストーリーが舞台と一緒でよかった」「キャストがけっこうハマってて違和感なく見られた」 という安心感がいちばん大きかったです。
老人役の
役所広司 、実は個人的にはあまり好きな役者さんではなかったのです
(演技はうまいと思うのですが、なんとなく…見たいと思わない感じ) が、この突飛な世界のなかでは違和感なく入ってきたというか、ハマってた気がします。パコ役の女の子もよかった!それになんといってもそのまわりをかためる共演者がクセのある人たちばかりで、さらに思い切ったキャラを演じきってくれていたので、見てて素直に楽しかったです。変人ドクター
上川隆也 さん、オカマキャラの
國村隼 さん
(舞台版では犬山犬子さん@オカマ設定ではなく女性) 、ヤクザキャラの
山内圭哉 氏など舞台でも人気の役者さんをはじめ、神出鬼没キャラの
阿部サダヲ さんは今回もまたいろいろやらかしてくれてて、楽しませてくれました!
で、舞台よりも映画のほうが好きだったのは、
妻夫木&土屋アンナ のコンビ。舞台(初演)では伊藤英明&長谷川京子だったんですけど、個人的にイマイチしっくりきてなかったんですが…映画の方は観てても違和感なかったです。特に
土屋アンナ さんはやっぱイイ雰囲気をもってるなぁと。なのでこの2人だけは映画のほうに1票、ですね。
なんせハナシが好きなんですよね。前半の、老人&ドクターの
「涙の止め方を…」 のくだりでまず泣けるし。最後にまた
「そっちがそうなるか…」 という展開のところで泣けるし。思いっきり笑って、泣かせる…DVDでたら、また観よ。
…と、ここまでは良かった感想。
個人的に残念だったのは
「CGアニメ」 と
「木村カエラの歌シーン」 です。これなんですけどまず木村カエラさんの歌がどーこー…ってわけではないです。歌はいいんです。ただなぜ
あの途中でPVのようにいきなりカエラが登場!? と思っちゃいまして…ちょっとハナシに入り込んでたキモチが冷めました。
んで、個人的にいちばんしっくりこなかったのが
CGシーン 。見に行った方のレビューとかを読むと、かなりの
高評価でスバラシイ! という声を多く見るんですけど…。なんか最後のお芝居シーンでこれでもかといわんばかりにあのCGキャラがはさみこまれるたびに
「うーん…」 と、どうにもこうにもテンション減でした。…あれは必要だったんかなぁ??技術的にはすごいのかもしれないけど。まぁ自分があんまりCGとかが好きじゃないっていうのがイチバン大きいんですけどね。あんだけ衣装や格好で遊んでるんだから、生身の役者にCG効果を加える、とかのほうがよかったんじゃないスか??と思っちゃいました。
いろいろ書きましたが、実際かなり高い評価で、オトナも子供も楽しめるエンターテインメント作品だと思います!DVD化されてからでもよいので、観られてない方はぜひぜひ!