"好きなことを頑張ることにおしまいなんて、あるんですか?"

 

スクールアイドル、それは高校生が部活動で行うアイドル。

 

高校3年生の冬がくる。

その時彼女は、この問いになんと答えるだろう。

 

 

🍧  🐼  🍧  🐼

 

 

2024ねん7がつ17にち

 

ミナサン!!

 

今日は我らがLiella!のカワイイ担当!! 

唐可可たんのお誕生日デス!!

 

"くくたん"デス!! 

 

クゥクゥと寝ている場合じゃないのデス! 起きるのデス! ウェイクアップデスよ!

深夜0時にブログを上げるな )

(読んでくれてる方ありがとうございます!!)

 

可可ちゃん生日快乐!!

水色のWednesday!! Wednesday!!

 

 

前回の四季ちゃんのお誕生日記事に引き続いての振り返りバースデー企画。早いもので、もうファンミの1章と2章を終え、舞台はいよいよ神奈川の最終章を残すのみとなりました。正直めちゃくちゃ寂しいです。

……でも!!
悲しむばかりではありません。もう、来月のあの子の誕生日の頃には、3期のPVで妹君の動くお姿も世にお出しされていることでしょう。いよいよですね……!!

 

というわけで。例によって、ほぼ毎月誕生月が来るLiella!のメンバーと、季節の移り変わりと共に、10月のラブライブ!スーパースター!!3期の足音を感じて頂ければ幸いです。

 

 

🍧  🐼  🍧  🐼

 

 

今回は冒頭にも書きました可可ちゃんのセリフもとい、可可ちゃんの好きなこと、そして夢について3期前に振り返っておきたいと思った次第です。

 

早速ですが。

唐可可というスクールアイドルの、夢ってなんでしょう。

 

(1期3話)

 

勉強に熱心な両親の元、姉と一緒にひたすら勉強ばかりしていた上海時代の可可ちゃん。そんな彼女が見た、最初に見た光。

 

こんな風に自分の気持ちや感じたことを自由に歌ってみたい。

 

唐 可可(1期3話)

 

Sunny Passionという光に導かれるようにスクールアイドルを目指した可可ちゃんは、好きな言葉が「思い立ったが吉日」。公式サイトのメンバー紹介では『よく笑いよく泣く情熱的な女の子で、好きなものには一直線』と紹介されるスクールアイドルです。

 

自分は、唐可可って少女は、今を全力で生きている少女だと思っています。

 

自分のやりたいに、好きに、正直に。

可可ちゃんは入学してすぐに自分の気持ちを声に出して行動し始めました。

 

 

可可はミナサンと一緒にスクールアイドルがしたいデス!

 

唐 可可(1期1話)

 

誰よりも自分の気持ちを自由に、歌いたい。

可可ちゃんが日本に来て語った最初の「やりたい」は、「"ミナサンと一緒に"スクールアイドルがしたい」でした。

 

この彼女の夢が叶う瞬間って、いつでしょうか。

 

(1期2話)

 

言葉だけを受け取るなら。


可可ちゃんの夢って、もうこの時点で叶っていたと思うんです。一緒にスクールアイドルをやってくれる仲間を見つけて、一緒に曲を作って、一緒に練習をして、学校内でその姿を応援してくれるファンもいて……。"スクールアイドルをする"っていう夢は、理事長が課題を与えた代々木スクールアイドルフェスティバルへの練習期間で、もう既に叶っているんですよね。

 

じゃあ「スクールアイドルをする」っていう夢の果てはどこにあるんでしょう。

 

365日×3年という有限の時間の中で、はたしてどれだけの時間をスクールアイドルでいればスクールアイドルをしたと言えるでしょう。どれだけの実績があればスクールアイドルをしたと言えるんでしょう。

 

スクールアイドルには、時間の長さも実績の大きさも関係ないはずです。

 

(1期3話)

 

自分の思ったことを書き溜めたノートで歌詞を作って。

大好きなかわいい衣装を自由に作って。

大切なスバラシイコエノヒト……かのんと一緒に練習して、それを歌って。

 

可可ちゃんって、『Tiny Stars』を披露した後に帰国したとしても、笑って日本を去っていたと思うんです。

 

僕は、唐可可って少女は、"いつ夢から覚めても後悔をしないように"、今を全力で生きている少女だと思っています。

 

明日帰国することになったとしても、「自分はスクールアイドルを"した"」と胸を張って言い切れるように生きていたと思います。

 

だって可可の夢は、いつおしまいになってもおかしくない状況にずっとありましたよね?

 

(1期3話)(1期10話)

 

好きなことを頑張ることにおしまいなんて、あるって。

彼女は誰よりも知っていたと思います。

 

ちちんぷいぷい魔法かけよう

思い出にならないように

 

そんなのムリだね

知ってる 知ってる

 

だけど ねえ

 

『星屑クルージング』より

 

個人的に、唐可可ってLiella!で一番精神年齢が高いと思うんです。

Liella!の最年長のLiyuuさんがキャストだからそう思うのか、

だからLiella!の最年長のLiyuuさんがキャストなのか……監督に尋ねてみたいです。

 

『どうしようもないこと』があるって、成績優秀でかしこい彼女は知ってるんです。

 

だのに。

 

(なんて顔で言ってんだよぉ……)

 

おしまいなんて、あるんですか?

好きなことを頑張ることに、おしまいなんて、あるんですか!!

 

唐 可可(1期1話)

 

彼女はこんなに、今にも泣きそうな表情で、この言葉を叫んでいたんです。

 

自分は1期の予告を見た時、1話でこの台詞を受け取った時。唐可可という少女は、純粋に"ない"と信じているんだと思ったんです。

 

でも多分、可可ちゃんってこの言葉をただ信じたかっただけなんじゃないかなって、今は思っていて。

 

好きなことを頑張ることに、おしまいなんて、ある。けど。それでもないって。きっとただ、信じたかったんじゃないでしょうか。

ポジティブに。

 

信じていこう さわった自分の気持ち

ねえ 心は自由なんだ いつの日も

叶えていくの たとえば大きな夢も

まずはぶつかってみなくちゃ!

いくよ! 今日も

Oh!レディ・ステディ・ポジティブ

 

『Oh!レディ・ステディ・ポジティブ』より

 

(1期1話)

 

予告PVの段階から"THE・ラブライブ!"な超高火力セリフとして私たちの心を震わせた可可ちゃんのこの言葉。

 

実はこの問いかけには、答えた人間が存在しません。

 

カットインを挟んで、かのんの自宅へシーンが飛ぶだけです。

 

私は誰も答えることがなかったこの問いかけは、ラブライブ!スーパースター!!から私たち視聴者への問いかけでもあると思っていて。これは私たち自身でも考えられると思っています。

あなたなら、なんて答えますか?

 

そして当事者のかのんちゃんは、なんて答えたんでしょう。多分、「わからない」って答えたんじゃないでしょうか。あの時点のかのんちゃんが「ない」と答えるのも「ある」と答えるのも、個人的には釈然としません。そもそも。

 

だって、わかるわけないんですよ。

 

この質問って、おしまいにした人間にしか答えられない意地悪問題なんです。

 

おしまいにした人間だけが、「おしまいはある」と答えられる悪魔の問い。

「ない」と答えられるのは、「ない(と信じてる)」人間だけ。

 

だからかのんちゃんが答えるシーンはないんだと思います。答えたらおしまいになってしまうから。おしまいになりそうなあの時のかのんちゃんに、可可ちゃんは、それでも「ない」と信じて、全力で叫びました。

 

だからおしまいになりませんでした。あきらめないキモチ。

 

ひとりじゃないから

諦めないで進めるんだ

 

『Tiny Stars』より


そうやって、叶った可可ちゃんの夢の形。

『クーカー』と『Tiny Stars』。

 

 

クーカーで可可ちゃんの夢はおしまいでも、きっと彼女は胸を張って帰国したと思います。だって叶ったんだから。でも、僕たちの知る通り、可可ちゃんの夢は続いていきます。ラブライブ!スーパースター!!は、「私を叶える物語」。私を叶えて、新しい私が始まって、またそれを叶えていく物語。

 

いつまでも一緒に

同じ夢見続けたいから

 

『Tiny Stars』より

 

クーカーで、可可ちゃんの夢はおしまいになりませんでした。

 

(1期4話)

 

『クーカー』という叶った夢の続きに、やって来たのは、平安名すみれでした。

 

ミナサンとスクールアイドルがしたいって可可ちゃんの夢。それは特定の一人(かのん)とスクールアイドルがしたい、ではなかったはずです。

 

"ミナサンと"

 

その夢を掲げて学校生活を送ってた可可ちゃんの元に、初めて向こうから「スクールアイドルに興味がある」って部室にやってきてくれたのが、平安名すみれでした。

 

(2期4話)

 

2期4話では、四季ちゃんが自分からスクールアイドル部に入ってきてくれたことに嬉し泣きしていたきな子ちゃんに対して、心底わかると一緒に感動しています。

 

可可にとって、誰かが自分の意志でスクールアイドル部の扉を開いてくれることは、これくらい嬉しいことなんです。自分の好きなことを好きって言ってくれる誰かと好きを共有できたら。これ以上ない喜びです。

(だから1期4話ですみれの本音を聞いて本当にガッカリしただろうし、あの行為自体は一生許さないかもしれません)

 

2年生になり、後輩が出来ても、可可ちゃんは自分の信じる「やりたい」……「ミナサンとスクールアイドルがしたい」を貫いてきました。紛れもない、『本当の夢』だからです。

 

 

可可はみんなと楽しく歌っていたいのです。

それが可可が夢見たスクールアイドルなのです。

 

唐 可可(2期9話)

 

 

9人でいいんですよ!

大切なのは、全員で歌うことです!

みんなで最高のステージにすることなんです!

 

唐 可可(2期9話)

 

この言葉って多分、1㎜も嘘がなくて。

 

明日おしまいになったとしても、後悔しないように生きてる可可ちゃんの、正真正銘の「やりたい!」なんです。

 

もしその結果ラブライブ!で負けたって、大好きなスクールアイドルを、大好きなミナサンとするって夢は叶っているんですからきっと後悔なんて、あるわけない。

 

なのに、グソクムシは余計なことばかりするんですよね。

 

可可の嫌がることばかり。

可可が決めたことに反対ばかりして。

可可が言うことにいつもいつも口を挟んできて。

本当、大嫌いデス。

 

唐 可可(2期9話)

 

唐可可が、おしまいなんてあるって思うなら。おしまいでいいって言うんなら。

 

 





おしまいなんて、ないって。

 

 

 




 

 

 

 

 


ないったらない!!!!って。

 

 


子供みたいに意地張って叫ぶのが、平安名すみれって女なんですよね。

 

(1期10話)

 

(2期9話)

 

クーカーで、きっと叶った一つの夢。

その先で可可は、ラブライブ!に出場していくことになります。勝つために。ずっとここにいるために。

 

ラブライブ!に出場すること、勝ち続けること。それは本当の意味で可可にとっての夢の続きって言えませんか?

 

その夢の続き……クーカーの続き。

ラブライブ!に出るために考えたグループ名は、「Liella!」という名前をしていました。

 

 

そんなLiella!っていうグループの色。

 

(1期10話)

 

初めてラブライブ!で勝利した衣装の色。

センターの名前の色と、グループの色。

 

きっと可可の夢の続きは、この色に包まれてます。

 

Liella!って、可可の夢の続きなんです。

 

そんな夢の続きで、いられなくなる日が、もう近づいています。

 

可可の夢は今、叶い続けています。

だけど、叶っては消えていく――星屑になっていく。

そんな流れ星みたいな夢が、唐可可の夢だと思うんです。

 

(始まりは君の空)

 

可可が乗る星屑クルージング。

 

(始まりは君の空)

 

憧れの星たちに会うためにやってきた可可。

 

(始まりは君の空)

 

全部がShooting star

 

(始まりは君の空)

 

いつかは朝が来る。

 

『星屑クルージングは、3年生の可可ちゃん』

 

ずっとLiyuuさんが話しています。

 

いつか来る朝はもうすぐそこに。

 

"好きなことを頑張ることにおしまいなんて、あるんですか?"

ひとつの、どうしようもない、おしまいはきます。その時彼女は、彼女"たち"は、この問いになんと答えるだろう。何を見つけるだろう。

 

どんな形になるかわかりません。

彼女の夢の続きの夢の果て。


是非、一緒に見に行きませんか?

 

 

🍧  🐼  🍧  🐼

 

 

余談ですが。

 

 

この子もきっと、夢の続きの色。

ユニット。3学年。最後の年。

 

可可ちゃんの夢の果てを見るのが、楽しみで仕方がありません!!

 

……というわけで。

最後までお読み頂きありがとうございました!!

 

改めて可可ちゃん、お誕生日おめでとう!!

日本に来てくれて、スクールアイドルを始めてくれてありがとう!

 

10月の三期放送までに毎月大好きなラブライブ!スーパースター!!1期、2期を振り返れたらなと思っております。

 

次回は8月7日!! 

鬼塚夏美お姉ちゃんですのー!!

にょわー!! 推し! かわいい! 好き!

 

あなたと一緒に、たくさんラブライブ!スーパースター!!の好きを話せますように。10月までも、10月からも、是非一緒にラブライブ!スーパースター!!三期を楽しめたら幸いです!

 

それでは!