ラブライブ!スーパースター!!
第二期第9話。
「勝利のために」放送!!

負けです。

対戦ありがとうございました。

 

スーパースター!!の記事は少し間が空いてしまいました。みなさん、虹ヶ咲5thと同じくとんでもない回してましたね??


虹ヶ咲5thライブ終演後から、TwitterのTLからヤバイ波動をビンビンに感じていた今回の話。


マジで一瞬でもTwitter開こうとするものなら漏れなく200%この金髪と銀髪の二人が目に飛び込んでくる異常事態でした。ヤバイッッッって速攻薄目で見ないように防御する日々。虹ヶ咲5thの記事を一段落させ、TLにビビり散らかすことも今日で終わりだぜと見たラブライブ!スーパースター!!第二期第9話、結果はどうだったか、そう。

 

負けです。

対戦ありがとうございました。

 

いや、想像の100倍くらいヤバかったです。

 

そりゃ金髪と銀髪で溢れますわなぁ……

当たり前だよなぁぁぁぁぁぁぁぁ????
 
そんな金髪と銀髪の話、早速参ります。
例によって例のごとく、光の先へネタバレ全開になりますので、あしからず!

 

※今回、Sunny Passionのことについて、すごく伝えたいことを最後にお話していますので是非最後までお読み頂けたら嬉しいです。


🌟 🌟 🌟 🌟 🌟 🌟 🌟 🌟 🌟

 

グソクムシ。

 

 

初めて会った時のこと、覚えてますか。

 

あなたは、スクールアイドルに興味があるって、初めて部室に来てくれた人です。

 

可可は、スクールアイドルがしたくて日本に来ました。


スクールアイドルには、ソロで有名な学校もあります。

だけど可可は、“みんなで”、スクールアイドルをやるのが、夢だったんです。

 

 

可可は、みなさんと一緒にスクールアイドルがしたいデス!

 

唐 可可(第一期第1話より)

 

そんな可可の前に、一緒にスクールアイドルをやりたいって言ってくれる人はいませんでした。


かのんは優しくて可可の誘いで一緒にスクールアイドルを始めてくれましたけど、向こうからやりたいって言いに来てくれる人はいなくて。


そんな時、初めてスクールアイドルをやりたいって言ってくれる人を見つけたんです。

 

嬉しくないわけ、ないじゃないですか。

 

 

出会った時から、やたらとなんでもできる人でした。

難しい千砂都のステップを難なくやってみせて、ショウビジネスの世界にいたと聞いた時は、自分たちがラブライブ!を優勝する運命の巡り合わせかとも思いました。

 

なのに。

 

 

始めのスクールアイドルをやりたいって思いは嘘でした。

……あんなに嬉しかったのに。

 

可可だけじゃない、スクールアイドルを真剣にやっているみんなのことを裏切ったんです。

許すまじデス。

 

 

可可の出来ないことをたくさん出来るくせに。

スクールアイドルだって、そうデス。

 

練習を見て、その歌声を聞いて。

Liella!のセンターに相応しいと思ったからデス。

 

唐 可可(第一期第10話より)

 

可可に出来ないようなことを簡単に出来るくせに。

ショウビジネスショウビジネスって、いつもそればっかり。

もっと本気でスクールアイドルに取り組めば……。

 

可可がすみれみたいに色々なことが出来たら……。

 

 

イケマセン。

可可だって負けていないのデス。

すみれには出来ないことを可可だってたくさんやれるのです。

すっとこどっこいグソクムシ。

 

でも……

可可には、出来ないことをすみれはするんです。


 

どれだけ邪険にしても。

横暴な態度をとっても。



いっつも可可のことをなんだかんだ気にかけて助け船を出して。

諦めないデス。

 

なんで可可を諦めないんです。

やはりむかつきます。

 

可可のことなんて放っておいて。

もっと本気でスクールアイドルに取り組めばいいんです。

 

 

あの時だって、自分がやりたかったセンターを辞めようとしたのは、可可のため。

いつもいっつも、うるさいです。

なんでそんなに可可を気に掛けるんですか。

 

ラブライブ!に優勝できなければ、結ヶ丘にいられないからなんだっていうんですか。

可可はみなさんと楽しくスクールアイドルが出来れば、それでいいんです。

 

かのんとスクールアイドルを始められて、もうすぐ二年経ちます。

可可は十分幸せでした。

 

関係なくない?

Liella!にとっては大きいこと?

 

うるさいです。

未練が残ること言わないでほしいです。

 

本当にすみれは、可可の嫌がることばかりします。

可可は構わないって言ってるのに、余計なことばかりして、勝手に苦しんで。

 

 

……嫌いデス。

 

唐 可可

 

バカ。

 

 

嫌なの。

あんたと一緒にいたいのよ。

三年間、一緒にスクールアイドルやり切りたいの。

 

可可のバカ!!

 

平安名 すみれ

 

本当、バカったらバカよ。

そんな簡単なこともわからないの?

 

頭イイくせに。

他人の気持ちも知らないで。

 

みんなと楽しくスクールアイドルをやりたいって、全員同じ気持ちでしょ。

可可がいなくなったら、残ったみんなの気持ちはどうなるの。

 

自分だけやりたいことやって、他のみんなの一緒にやりたいって気持ちはどうなるの?


人のことを救うだけ救って……自分が幸せになることを諦めるなんて、ないでしょ?

 

 

私はこれで救われたの。

 

だからお礼がしたいの。

私の力で、あんたに最後までスクールアイドル続けさせたいの。

上海に絶対帰らせたくないの。

 

平安名 すみれ

 

自分勝手で、子供っぽいかもしれないけど、これがどうしようもない本心だから。

ずっと華やかで夢に溢れたステージに憧れ続けて、諦めきれなかったみたいに。

 

知ってる?

平安名すみれは、諦めが悪いの。

 

諦めが悪いわよね。

だけど……諦められなかったから、出会えた。

 

(中略)

 

ねえ、可可 初めてだったのよ。

「真ん中にふさわしい」 なんて言葉をもらったのは――

 

平安名 すみれ 『ラブライブ!スーパースター!! SECOND FAN BOOK』 Liella! on Stageより(もしくはLoveLive!Days Vol.21)

 

 

(『ノンフィクション!!』が目印の書籍。この回の後に、絶対読んでほしいです。読んでったら読んで。)

 

 

本当、バカデスね。


本当に、すみれは余計なことばかりするのデスね。

可可の嫌がることばかり。

可可が決めたことに反対ばかりして。

可可が言うことにいつもいつも口を挟んできて。

 

本当、大嫌いデス。

 

唐 可可

 

うるさいうるさいうるさい。

その言葉、全部あんたにそっくり返すんだから。

 

 

大嫌いで、

大好きデス。

 

唐 可可

 

全部そっくり、返してやるんだから。

 

貰ったもの、全部返すんだから。

 


貰って、返して、繰り返し。

いつも裏返しの気持ちを持ち合い。

 

これはきっと。

 

日本と上海、遠い世界で生まれたふたりだけど、この場所で出会えたお話。

 

お互い嫌がることばかり。
お互い決めたことに反対ばかりして。
お互い言うことにいつもいつも口を挟んできて。

 

似た者同士で。

お互いが大嫌いで、大好きで……そんなふたりが、出会えたお話。

 

 

結ヶ丘という場所で、

千切れたストラップを結び直すみたいに、でこぼこなふたりが、手を結びあっていくお話。

 

改めまして……

 

スゥゥゥゥ--

 

そりゃ金髪と銀髪で溢れますわなああああああ――ッッ!!!!

 

くうすみ、ごちそうさまでした!!!!



🌟 🌟 🌟 🌟 🌟 🌟 🌟 🌟 🌟
 

さてここからは各キャラクターの気になった所を挙げたいと思います。

 
【澁谷 かのん】

 

今週のかのすみ(ハード)

 

壮絶なシーンでした。

伊達さゆりさんの演技も凄まじかったです。

 

 

恋ちゃんの時も夏美の時も“何か理由がある”って一旦冷静でいたかのんちゃんが、すみれちゃんに激昂したのがめちゃくちゃ熱くて。

 

すみれちゃんのこと、大好きじゃないですか、かのんちゃん。

絶対的な信頼感があった気兼ねない友達がかのすみで。

それがあんな信じられないようなことを言って、多分怒り以上にとんでもない悲しみがあったはずなんです。

 

一年半かのんちゃんの中に積み上げられてきたすみれちゃんに対する尊敬の念とかがデカいからこそ、それが一気に崩れて、感情がどうしようもなくなって爆発して……。

 

そんな友達に間違ってるだろ! って本気でぶつかれるかのんちゃん、すごいし、すみれちゃんなら 『戻って』 くれるって信じてるからこその激昂だとも思うんです。

 

信じてた友達が間違った方向に進もうとして、それを本気で怒れるかのんちゃんは本当に素敵だなってただただ嬉しく思います。

 

かのすみは、いいぞ。

 

泣いてるかのんちゃん、かわいいですよね。


 

もくもく給仕かのん本当好き。

二期ではキャッフェの店員っぽい姿がたくさん見れて眼福ですよ澁谷。

 

 

澁谷お風呂上りかのんッッ!!!!???

 

数分前まで素っ裸だったかのんちゃんがシリアスシーンから突然ぶっこまれて流石にたまげました。絶対良いにおい。


お風呂上がりを丁度狙って来訪する中学生さん……妙だな……? やけにテンションが高かったのは……コレは……?



【唐 可可】


可可ちゃんにタメ口ありあ概念めちゃくちゃ好きです。

澁谷家ではたぶんマスコット的に可愛がられてるでしょ可可ちゃん。

 

 

熱闘甲子園みたいなのあるの最高に好きですアイドルコンテストラブライブ!
やっぱ位置づけ的には甲子園なんですね。



【嵐 千砂都】

 

「次の山が大きくてね~」

 

ちぃちゃんの山は大きくないけどね~!

そこがイイんだルォォォ!!!!??

 

女房役ちぃ……しゅきぃ……

 

かのちぃは……いいぞ……

 

天使のような悪魔の笑顔。



【平安名 すみれ】

 

今週のかのすみ(マイルド)

 

すみれちゃんって結構ここ定位置なんですけど、これは給仕かのんを一番よく見れる位置だからでは!? と私の中で話題に。

 

給仕してるかのんちゃんにやいのやいの茶々いれててほしい。

 

ちょっとすみれちゃん今仕事中なんだから~!!

仕返しに巫女すみれをからかいにいくんですね澁谷さん、分かります。

 

 

本邦初公開、すみれちゃんルーム。

 

寝るだけの特徴ない部屋してるのちょっとクリティカルヒットなんでやめてください。
ショウビジネスの努力研鑽ばかりしてきたから……部屋がシンプルになってったんだろうなぁ……。

そうなのよ、この子前から女子高生の流行りとかも全然知らないのよ……。
 

だからズーム通話の背景毎回隠してたのかなぁ……

つまんない部屋よって……

 

いや……このすみれちゃんの部屋見てから愛おしさがめちゃくちゃ込み上げてきちゃってヤバイんですよ……

 

妹と相部屋だからみたいな微笑ましい理由かと思ってたよ……。

 

 

妹ちゃんキタ――――――ッッ!!!!

クソガキ感最高です!!!!

平安名姉妹最高!! 美少女姉妹最高!!


けち! べー! って言われても歯牙にもかけないお姉ちゃん最高でしょ??

本当に妹ちゃんの存在はすみれちゃんの魅力を150%増させてると思うんです。(by姉萌え)

ただ……



つれえわ……

 

 

悪役になり切れない平安名、好きです。

ずっと一年生のことめちゃくちゃ気にかけてた先輩ですから……。

 

 

これは箒の分! 箒はすみれが――

 

可可のバカ!! って箒を放棄するシーンめちゃくちゃ好きです。(愛さん!? なぜ原宿に? 

 

 

“あの”すみれがこんなへっぽこな顔でわんわん泣きじゃくるの最高すぎます。

 

というわけで。

 

 

【悲報】平安名すみれさんのくーるくる、切り落とされる

 

惜しいくーるくるをなくした……

 

 

可可&すみれ 『いっぱい笑おうってさ 歌おうってさ 伝えたいから まだまだ遠くへ行こう』

 

負けだよ負け負け!!

勝ーてーまーせーんー!!

またこのED強化入ってるんですけど???


【葉月 恋】

 

一期の頃は嫌われてたツインテのかわい子ちゃんと恋ちゃんが仲良くなってるの見て初手から涙腺やられてました。冬服でもかわいいね、スクールアイドルやらない?

 

髪切った?


 

かわいい(かわいい)



【桜小路 きな子】

 

勝つところを見せてください!

 

って自分たちのステージを諦めるきな子ちゃんたち一年生の姿がもうね……

憧れた5人のステージなら絶対に勝てるって信じてるところが本当に良い後輩すぎます。

 

『Starlight Prologue』……5人のステージを超える夢を、いったん諦めること本当に辛いでしょうに……それでも必勝を信じて送り出す決意。

 

超えろよ……9人で超えろよおおおおおお!!



【米女 メイ】

 

この二人の信頼感が育っているのが、堪りませんね。

 

 

だったら、そのまま突き進んでくれよ。

自分がやりたい、目指したいって思ったことを、信じてみろよ。

 

周りの声なんて、気にするな。

 

米女 メイ

 

二話から、こんな風にきな子ちゃんのことを見ていたメイちゃんが、きな子ちゃんにどうする? って半ば答えを確信したように訊くのが、めちゃくちゃ良くないですか?

 

今、この二人が“信じたい”って思ったものは、“5人の先輩たち”なんですよね……

 

本当この後輩たちはもう……もうね……泣



【若菜 四季】

 

四季様、ふざける時は思いっきりふざけ倒すところ最高すぎます。

こういう美人いるよね。

 

 

夏美の根も葉もないゴシップ攻撃にいいぞいいぞやったれ夏美はようやっとるみたいに頷いてる所本当好きwww



【鬼塚 夏美】

 

バズってる自分を見てこのニカッと笑顔!

よかったね夏美!!

 

存在が映えですの夏美!!


 

ギャグマンガ夏美かわいいよ。

手の作画めちゃくちゃ好きww
 

 

ふとしおらしいポーズしてる夏美もかわいいよ。

 

夏美は本当にこの顔似合うなあ……

かわいいよ。
 

🌟 🌟 🌟 🌟 🌟 🌟 🌟 🌟 🌟


最後に。

おそらく スクールアイドルフェスティバルへの特例参加とそこでの優勝が響いての電撃参戦となったであろう、彼女と、アイドルコンテストラブライブ!……そして、Sunny Passionついても少しお話したいと思います。

 

ただ、もしも彼女がラブライブ!に出場するのだとしたら……それはきっと、ソロアイドルの可能性を切り拓いた人々の活躍が、確かにあったからこそのものだと私は思うのです。

ソロアイドルで、中学生……15歳。どこかで見覚えがある経歴じゃないですか?

ソロアイドルで14歳のニューヨーカー、彼女の存在を私は凄く思い出しました。

 

 

何だか、二期から登場する強キャラに雰囲気の似ている子もいましたよね。

 

第二期第3話の感想で、私はこんなことを書いたんですが、中学3年生のソロスクールアイドルである彼女の活躍は、ラブライブ!の世界におけるスクールアイドルの可能性が、どんどん広がっていることを感じれて、個人的には嬉しい変化です。

 

過去の人達の踏み固めた頑張りが現代のルールに繋がる……これもまた、8話での“道”のお話に通じていると思います。知ってか知らずか、前回"道"でライブを見ていたのも少し意味を感じます。

 

今回は特例参加なのかもしれませんが、彼女が頑張ることで、よりスクールアイドルの可能性が広がることにも繋がると思うんですよね。もしかしたら、そういった層からの全面的な支持も受けているからこその強さもあるかもしれません。『#中学生スクールアイドルにラブライブ出場を』みたいな人達がいたとしたらジャンヌダルクみたいな旗印ですよね彼女。まぁ、彼女がその人たちのことを気にかけているかはわかりませんが笑

 

とにかく彼女は新進気鋭の新世代であり、前人未到の中学生のソロでラブライブ!出場を果たしたルーキーなんです。こんなん麦わらのルフィみたいなものです。

 

それと今回もう一つ気付いたこととして。

過去作を見ている方なら思い当たる節があると思うんですが、あの世界ってめちゃくちゃ新人がしっかり評価されるんですよね。始めたばかりのスクールアイドルが動画を投稿しようものなら即座にあの世界のスーパースクールアイドルオタクたちのチェックが入って拡散されるんです。その先は実力があればしっかり注目の的になることが出来る環境があります。

 

で、これって逆も言えることだなっていうのに今回ハッとさせられて。

 

あの世界、「三年生バフ」がかからないんだっていうのに気付いたんです。

始めたばかりの者にとんでもなく優しいけど、始めた後の者にはめちゃくちゃ厳しい世界なのかもしれないって。

 

これめちゃくちゃエグイなって思いませんか?

特に「限りある時間をせいいっぱい輝くスクールアイドル」たちの世界において。

めちゃくちゃエグイけど、めちゃくちゃ“正しい”って思うんです。

 

“三年生が強い”競技の世界じゃないっていうのは、勝負事として凄く正しいんです。

 

そんな風にSunny Passionにはバフがかからない状態で、しかも今回予選で敗退した要因には「一回勝ったでしょ」っていうデバフも間違いなくかかったと思うんです。

現実のラブライブ!の選挙イベントを経験した方には馴染みが深いと思うんですが、一回勝った子は次で大きく順位を落とすんですよね。歴代で二連覇を成し遂げたことがないというのは、そういった大きな壁もあるからかもしれません。

メイちゃんが言っていたように去年も一昨年もぶっちぎりで予選通過していたグループ、応援する側も負けるはずがないと慢心していたであろうことも想像に難くありません。

 

そして、更にえげつないのが、大多数の観客たちはステージに上がる者の心なんて知りもしないということ。

 

 

悠奈と摩央がオンラインでの会場に神津島を選び、島のみんながつくってくれたステージで披露した今回の予選。

 

熱心な神津島にまで行くファンがいたとしても、近くで見れない海の上のステージ。

島のみんなが二人をイメージしてつくってくれたステージ、それは素晴らしいステージです。

 

しかし、そのステージに拘ったことが……

高校三年生の自分たちが地元のステージに立てる最後のチャンスに拘ったことが、最大の敗因になったことが、とにかくえげつない。

 

 

ウィーンのライブもLiella!のライブも、配信をしつつ、観客を動員しているステージだったんですよね。

 

配信のみと現地参加の差は、あまりにも大きいです。

配信同士を比べた時でも……無観客の配信と有観客の配信の盛り上がりの差を、私たちはこの2年で痛いほど理解してしまいました。

 

新進気鋭、前代未聞の中学生ソロ出場者の現地

 

VS

 

前回優勝グループの地元(離島)での配信

 

Sunny Passionは勝負にこだわるなら、神津島に拘ってはいけなかった……それが突き付けられるの、あまりにエグすぎます。

 

自分たちの気持ちに拘ったら、勝てない。

 

それがLiella!の尊敬するライバルである先輩たちが、教えたことだったんです。

 

そんな厳しい世界でのショックがあったからこそ、すみれちゃんはあの決断に繋がったのかなと。

 

だけど。

 

 

ありがとう!

 

島のみんな

 

そんな厳しい世界の中で、それでも自分たちの一番の場所を貫いて負けた二人に、島の子どもたちは「ありがとう」って言うんです。

 

島の子どもたち……本土でライブをしたら、応援しに行くことが難しい子どもたちが、それを言うんです。きっと、本土に行けないお年寄りたちも大勢いたでしょう。

この人たちにとって、二人の今回のライブは絶対に救いだったはずなんです。

だけどこの子たちの応援……「得票」になるでしょうか。本土に行けないお年寄りの感謝……「得票」になるでしょうか。多分、ならないんです。

 

それでも、二人はこの場所を選んだ。


島のみんなに救われたのはきっと、悠奈と摩央も同じ。"救われたから返したい"ーーくうすみの2人を通じて描かれたテーマは、Sunny Passionを通じても描かれたと思います。

 

↑で書いてきたウィーンの強さ云々、そんなこと王者Sunny Passionがわからないはずがないんです。

 

そんな色々な想いの果てにあのステージを選んで、その結果を……

王者である彼女たちは勝負事の世界においてそれを「慢心」とだけ言い放ちました。


こんなに優しい「慢心」がありますか。


なんてカッコいいんでしょう。

なんて強いんでしょう。

 

 

遠い世界で生まれたふたりだけど。

その世界を選んだ、愛したSunny Passionを、心から尊敬したいと思います。

 

くすんでいた二人の世界に、光が指し込んだ最後の子どもたちとのシーンは、本当に温かくて、大好きなシーンになりました。

 

悔しいなァ……


勝てよLiella!。

自分たちの想いを貫いて、勝てよ!!

Liella!!!


……ということで。
ラブライブ!スーパースター!!第二期第9話感想を締めたいと思います。
毎回感想書いていきますので、気が向いたらまたお立ち寄りくださいませ。
 
それでは!