昨年から平成初期のバンドブーム熱が復活しておりまして
AURAをきっかけに氏神一番氏の舞台やイベントへ そして昨日は
氏神生誕祭と言われる SHIRO－FES の流れとなりました
ライブハウスでのフェスは 手作り感が満載で
パフォーマンス中いかにカリスマ性を発揮しようと
終わるとみなさんただの人となって後始末をする流れです
客の反応を目の当たりにしながら己を保ち続ける精神力と
自分で準備して自分で片づけて帰る切り替えのよさ
好きなことを本気で続けてきた人たち（又は普通の生活ではやりきれない人たち） その熱と責任感は圧倒的です
氏神一番という人を祝って バンドブームを彩った様々な人が登場♪
カブキロックスのギタリスト 坂川美女丸 様 は相変わらずの艶やかさ
白フェスを赤く染めた remoto に心湧き立ち（赤色は人を燃えさせますね）
歌詞を覚えている自分にも驚きました
かつて池田貴族という人がこのグループの中心にいて 所謂俺様キャラ
その傲慢無礼な態度にシビれた女の子は多かったと記憶します
そしてBelletsやスイマーズ 宮尾すすむと日本の社長のボーカリストたち
懐かしいと思ったけど それは自分が久しぶりだっただけ
みんなちゃんと生きて ご自分の道を歩いていた
そこにはもういなくなった人たちも存在し続けている
それが彼らの世界
「氏神一番No1」という曲にあるように
この方は音楽の人なのか役者なのか不思議な存在で
なのに強い印象を与え イカ天バンドのアイコンで有り続けています
この数十年の間に誰もがあらゆる変化があったでしょうが
個性の強いミュージシャンたちが今また一体となって表現する姿に
氏神一番氏は何かをまとめ 将来に伝えていく人なのだと感じました
昭和 いえお江戸から平成にかけての素敵なものみんな引き連れて
時代を超えたよきものを伝え続ける それが音楽だったり芝居だったり喫茶店だったり
そしてたとえ素顔を晒しても正体不明で
「不思議な大人」 そうあってほしいと勝手に願った次第です
