愛とか簡単に言えなくなってしまうよ | 夜明け前を歩く

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タロットカード・算命学と手相による運勢鑑定をしています
運の浮き沈みと共に、人生を左右するのは日々の行動
闇の中を歩いているのなら足元に気を付けて
ゆっくりと進んでいきましょう

人を好きになってみて とか言ってはおりますが

ふと思うこともありまして

 

愛って何だろうね?

 

恋は? 相手を好ましく思う気持ち  

では愛は

その存在を喜ぶこと 相手の幸せをひたすら望むこと

だとすれば自分の願いや利益とは別のものということもある?

 

そんなことを考えたのはずいぶん昔、ある音楽と映画からでした

デヴィッドボウイとQUEENの競作「Under Pressure」に

愛とは自分の価値を変えることを強いられる」というような歌詞がありました 

 

当時の自分は なんか凄いことを言ってるなと思い 少し怯えました

そうか自分が望むことを相手にするのは簡単なんだ

自分が望まなくても相手が望むことをできるかどうか……えー?

 

これはとんでもないことだ深く考えるのは止そう

とその時は自分を誤魔化しましたが

 

のちにラース・フォントリアー監督の映画「奇跡の海」で

 再び同じ疑問にぶつかりました

 

単に作中に流れるボウイやプロコルハルムの曲が聴きたくて見たのですが

とんでもない返り討ちに――  

いや、一度感じた疑問からは逃げられないんですね

 

一人の女性が夫の望みを叶えるため 自分が最もしたくないことをします

それは周囲からも責められ 村八分にされるような行為であるにも関わらず

 

信心深い主人公は神と対話しながら自分を鼓舞します

例え夫のためでも常識に外れることはしたくないと懺悔する自分と

お前は世間の言う正しいことをして褒められたいだけなのか?と諭す神

自分の本音とその分析を主人公は神との対話として一人二役で行います

 

人は頭の変な女と軽蔑し 教会からも追放される

どう見ても間違っていて醜悪な生き方

絶対にそんな生き方を選ばないと誰もが思うのに

あまりの純粋さにそんな生き方もあるんじゃないかと思ってしまいました

 

よく考えたらこの監督、愛と絶望を描く天才でしたね

 

音楽や映画は究極を描くわけですからそこまで悩まなくていいんです

我々一般の人間は 単純に誰かのことを大切に思う 位でね

でないとほんとにもう 愛なんて恐ろしくて恐ろしくて……

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