TOMIX機関車にKATOナックルカプラーを取り付ける | 想いをカタチに~手づくりの日々

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模型からアクセサリー、オルゴナイトまで、いろいろ手掛けてはモノになりきれない器用貧乏人間のブログ。
点と点はいつか線になる。出来上がる作品は違ってもその技法は繋がっているしそもそも根底にある思いは同じ。
自分なりの世界観を追求しつつ制作を続けています。

以前の記事に於いて、
「TOMIXのMカプラーをKATOナックルカプラーに交換した」
とザックリと書きましたが、
「一体どうやって取り付けたの?」
と疑問に思われた方も少なくないでしょう。

まったく不親切なブログでゴメンナサイm(_ _)m
その交換方法を解説致しましょう。

今回の素材はこちら

TOMIX旧製品のEF64-1000


当然ながらアーノルドカプラーです。
磁石によって解放するMカプラー。

動力台車を分解します。


交換するのはCSナックルカプラー。
他にかもめナックルカプラーの押さえ部品を用意します。


Mカプラーを外してしまうと大きな空洞ができてしまいます。
当然ナックルだけでは保持できないためこのように組み入れる算段。


カプラー押さえをMカプラーポケットに入るよう現物合わせで加工。
下にはみ出さないように。はみ出すと動力台車が組み立てられなくなります。


カプラースプリングを組み込み

Mカプラーポケットに組み付けます。


そして組み立てた動力台車


SHINKYOカプラーを装着した貨車との連結もOK

しかし・・・・・・


前回同じ工法で交換したナックルカプラーとなぜか高さが合いません(>_<)


KATOカプラーとも段違いになります。
これでは線路状況によっては自然解放の原因となります。

そこで・・・・


ナックルをCSナックルからかもめナックルに変更。
結局CSナックルは必要なかったことに。
最初からかもめナックルを用いていれば何の問題もなく交換できたでしょう。
しかし、設計時期も違えばメーカーも違う製品。
部品選択も現物合わせの試行錯誤が不可欠です。


今度は高さも揃います。


KATOカプラーとの連結も問題なし。


リアリティも向上しました。
あとは色差ししたりディティール加工すると更に見栄えするでしょう。
もう完全新規でリニューアルされた形式に今更そんな手間かける必要ない?
いえいえ、旧製品だからこそ心置きなく加工できるのです。
古い製品もこうしてアップデートすることで、更に命脈を保つことができるのです。


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