この結婚はどうせ
うまくいかない
【32話】
レビュー考察
狩り〜2人の心理


※このブログはネタバレありなので、閲覧ご注意ください。


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ワインパーティの最後に、今度はこのメンバーで狩りに行こうと言う話になりました。



【32話】

カルステラ軍港の郊外にある、ちょっとした狩り場に、前回ワインパーティに参加した軍人夫妻と共にイネス達も狩りをしに来ています。


男性陣は銃を持って森に入り、その間、女性達は、広場にテーブルを置いて、お菓子を食べながらおしゃべりしています。


銃声が響き渡り、イネスは、その音や煙の香りを懐かしく思います。


イネスは音を聞くだけで、獲物に命中したか、外したかがわかるので、夫人達に驚かれます。


狩りは、前世のイネスの趣味でした。


イネスは、前世で10代の頃、兄ルシアーノに狩りを教えてもらったことや、ラウルが銃声を恐れて木の影に隠れていた風景を思い出します。


けれど、それは彼女しか覚えていない前世の記憶で、今世の兄もラウルも体験していない『夢』のような話です。


今世のイネスは一度も狩りをやらないで育っていますから、狩りについて詳しい理由は誰にも話せません。


哀しいですね。

鮮明に覚えているのに、ラウルにも、誰にも話せないなんて。


気を抜くとポロッとラウルとかに話しちゃいそうな気がしますが、そうなると病気扱いされるのは明白ですしね。


イネスは、全てにおいて、相当、気を使って生きているということですよね。


でも、過去の人生に比べれば、今回の人生はマシだとイネスは思っているようです。



周りのメンバーに手柄を譲らず、ずっとカッセルばかりが獲物に命中させていることがわかると、周りのことを考えてイネスは焦ります。

 

けれど、戻ってきたカッセルは、そんなイネスに少年のような顔で、両腕を広げて抱きしめ、頭にキスを落とします。


イネスの心は恥ずかしさで、ざわつきます。


周りの夫人達は『そういえばエスカランテ大尉が奥様を狩りに連れて来たのは初めてですね?』


みんなは、『ああ、だからか…』と意味ありげに微笑みます。


イネスは、カッセルがイネスに見せるために、上司達の恨みを買ってまで、1人で手柄をあげたのだと知り、驚きます。


カッセルは少年のような顔で、イネスの賞賛を喜びます。


今回のイネスは、人前で、少年のようにオープンに振る舞うカッセルに、少し心が乱されているようです。


基本的にカッセルは、浮気も含めて(笑)、人前だからってコソコソする感じじゃない、あまり気にならない、オープンな人なんでしょうね。


                               *


帰りの馬車で2人は向き合いながら、日曜のミサについて話します。


今までは家に司祭を呼んで自宅でミサをやっていたけれど、これからはカルステラの礼拝堂に行くことをイネスは提案します。


先程、夫人達から、ミサにはたくさんの若い女性達が集まる社交場的なものだと聞き、カッセルの不倫相手を探す絶好のチャンスだと思ったのです。


さっきまで、少し心が乱されたように見えたけど、やはりイネスの精神は冷静に計画に向かっていますね。


反面、ざわつく心の違和感に、絶対気づかないようにフタをして、計画を推し進めようとしているようにも感じられます。


その心の違和感は、イネスには不要なものだから。


カッセルは、イネスの提案を却下しますが、イネスは再三の熱い説得に折れます。


『私はあなたのことをいつも気遣っている』と言うイネスの以外な言葉に、カッセルの心と身体は萌えます。


カッセルはイネスの隣に移り、彼女の胸元にキスをします。


そんな無礼なことをされても、手を上げたいとは思わない自分にイネスは驚きます。


少しは、心が揺らぎ始めたんでしょうね。


でも、それを冷静に自覚してるところがイネスであり、自覚があると、無意識でまた封印してきますからね。


手強いです。


         *



漫画ではここで終わるんですが、原作小説では、ここからが本番です。

さすが19禁小説。


3話にわたって、漫画には描けないような性的シーンが続きます。


馬車の中で、服も脱いでないのにベッドより卑猥だ、とイネスがカッセルを変態扱いするような(笑)

その後は、寝室で本番があり。


ただ、この作品、行為中に2人の重要な心理についての説明や会話がなされるので、困るんですよね。


ここでも、とても重要な会話がありましたので、ちょっと補足。


先程の狩り場で、同僚の男達へ愛想よくお世辞を言っていたイネスに、他の男に対して、そう言うことはもうしないでくれと頼むカッセル。


カッセルは嫉妬だと自覚しているものの、イネスは、嫉妬はカッセルに似合わないと否定します。


嫉妬は、愛してる人がするものだから、愛してないあなたがするのは、嫉妬ではないと。


そこまで断定されると納得いかないが、嫉妬ではなく、男のわがままな独占欲か?

愛してるのか?

いや…そこまでは?

では、これは嫉妬とは違うのか?

でも、自分は確かに嫉妬しているような… 


自分の気持ちに戸惑うカッセル。


そして、だんだんと自分の気持ちとイネスの気持ちに気付きかけていくカッセル。


自分は確かに嫉妬しているはずだけれど、イネスは嫉妬されることを想定してないし、期待もしてないことに苦いものを感じます。


         *


そして、場面は変わり、週末の礼拝堂でのミサへと続いていきます。


さっそく、カッセルの浮気相手になりそうな金髪美女が登場してますが、ここからは次回深く掘り下げます。



…という感じで、今日はここまで。


では、次回またお会いしましょう。



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なんと声優さんが声を当てて漫画を読んでくれます。カッセルの声がイメージどおり✨初期の復習にもいいかも。