女子大生の話。
かってに原ちゃりを借りたおわびに、友人が、巨大な冬瓜を買ってきた。
その友人の心は、ありがたかったものの、正直、どういただいていいものか迷った。
鈍器としては適しているだろう、ちょっとした枕としてもいいかもしれない。まさか、乾燥させて、それで身体を洗うなんて、血だらけの自分しか想像ができない。
そこで、冬瓜から「かんぴょう」を作ろう!と提案。
かんぴょう?
かんぴょうでしょ?
そもそも、自分の人生で、かんぴょうとどんな接点があった?どんな思い出があった?
きっと、誰しも、たいしてないはず。
しかし、踏み切った。かんぴょうづくり。
堅い冬瓜を包丁で切って、ピーラーでむいて。それっぽくなったところで干す作業へ。
干す?
干すって、いったいどこへ?
「干す」から連想される言葉は、ハンガー。
だから、そうした。
ハンガー干し。

通常は、何日間か天日干しをし、こんな感じで、しあがっていく。

しかし、若者は違う。
おのれの理論と都合を優先し、かんぴょうを甘くみてしまう。
天日干しは一日。あとは、部屋で1週間ほど干してみた。
およそ、女子大生の部屋とは思えない臭いが部屋に充満する。
そう、女子大生とは、けっして、いいにおいではないのだ。
おすまし顔で、授業を受けている女子大生。
お部屋は、ピンクではないのだ。
フランフランの家具で彩られているわけではないのだ。
そう。彼女たちも人の子。
とっても人間らしい。
部屋のかんぴょうの末路。

パーフェクト!
こういう人、好感もてます。