天空率仕様がロジカルである為の方法 | 比嘉ブログ

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建築企画CAD「TP-PLANNER」開発者の日常・・建築基準法,天空率、日影規制講座などチャンプルーなブログ

アキさん早速反応いただきありがとうございます。年末の解雇騒動があまりにひどく思わず吼えずにはおられませんでした。ただちょっと興奮して真意が伝わらない状況はよくないと思い若干修正しました。コメントの返信のコーナーで書いておりましたら思わず長くなりましたので本文でコメントさせてください。我らが天空率研究会の事です。

 来年は天空率研究会も正念場です。正しい天空率情報をどれだけ伝えていけるか!JCBAの仕様の統一は目前にせまってきております。正しい情報を発信しミスリードしない為には建築資料館などのパブリックで中立な広場で、建築設計者、行政の方々、審査機関そして
ソフト開発ベンダーが仕様をオープンに検証する事が重要になります。決めなければいけない仕様はいっぱいあります。
(もはや建築資料館はパブリックな広場でかまいませんよネ、タナカさん。先日はありがとうございました)

 「2以上の道路の定義」「北側天空率」「
 隣地境界を同一の基準」など明確でない事案はいっぱいあります。パブリックにさらし法文に基づく解釈で仕様を確定していく事が重要だと考えます。(慣例あるいは従前の仕様では・・・などといわれる事が多いのですが法文に基づかない事も多いのが実情です。あくまで法文に照らして間違いがないか否かが重要だと考えます。)その意味で我々も天空率研究会の枠におさまらず「都市科学」のHP上で鈴木会長だけに回答者として負担をかけてきた事を解消していかなければならないとも思います。東京の案件の場合鈴木さん以外の回答を質問者が望まないのではとの遠慮があります。一方JCBAにその様なオープンな意見交換の場があると良いのですが原状では多くのの困難がある様です。
事例検証を建築資料館の専用掲示板もしくはアキさんのコーナーで恒常的にやりましょう。

 ところで私もJWSKYを通じてJWCADをいじってみましたら中々よくできてますネDOS盤の時代から著しい機能アップですネ。
汎用CAD開発をしなくてよかったとつくづく実感しました。天空率計算結果のピアチェックとして有効だと思います。


 JWSKYは法文を自動解釈するだけに各行政の仕様がロジカルにできているか否かは歴然とします。どのような敷地形状にも同じ考え方で適用できない仕様はやはり欠陥があると考えます。その意味で結果に対する疑問には当方もきっちり回答していきます。建築資料館でもDLコーナーをおいて頂きましたのでぜひ掲示板などに質問をお寄せ下さい。操作法も含めて回答していきます。

  またまた長くなりました。今年は基礎講座、後2回予定しております。ご期待下さい。頑張ろう本日我が家はこれより大掃除です。

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