天空率最新情報セミナー IN 東京NO1 | 比嘉ブログ

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建築企画CAD「TP-PLANNER」開発者の日常・・建築基準法,天空率、日影規制講座などチャンプルーなブログ

2008年8月27日 PM2時~5時

 本日は久々の一般公開型の天空率セミナーを開催。
天空率施行5年になりますが天空率関連の審査の環境も変わりつつあります。
行政サイドの窓口資料では法的に耐えられない事案が多くなってきました。
 

その為、審査の現場では窓口資料によらず法文に照らし疑義がある場合に設計
変更を求める事が多くなりました。
 今回は当社サポートセンターに寄せられた疑義案件の中から審査会を通じて
下された判断を中心に解説しました。

  Ⅰ部 天空率精度の現状を理解し法文を再確認する。 比嘉担当
   
  *天空率計算の基礎的な考え方から行政による天空率の取り扱い
   そして132条の解説

  Ⅱ部 天空率事例詳報               鈴木担当

  *132条関連に関する事案の審査会による判断例から道路における3m以上高低差がある場合の処理法、地盤の定義など質疑応答を繰り返しながら行いました。

 

  Ⅲこれからの運用の手引き             比嘉担当
  
   *JCBA方式の統一の動きの報告
   最適外壁後退距離と逆天空率による天空率をクリアーする為の手法の解説

熱弁する鈴木 鈴木のコーナーでは具体的な案件の解説で興味津々活発な質問を頂きました。
手持ち案件にかかわる事が多く熱心でした。おかげで皆さんの理解も進んだのでは
と思います。おかげでⅢ部比嘉のコーナーがかなり侵食されましたが・・・。




さてここからはブログ的にくだけますが
最新情報をまとめる為には書き貯資料ではいけないと思い直前の3日間は
深夜まで自宅でしこしこ書いておりました。
 さすがに目が弱ってきました。1時間毎にぬれたタオルをレンジでチンして
目にあて疲労をとりながら書きました。(これお勧めです。)
 

大勢の皆さんを前にして語りだしますと習性からか熱くなりテンションあがってしまいます。
天空率を理解する為の小道具はうけたカナ。これは講習で使っていますが「これが天空図だ!」
という実感を得る事ができたのではと自己満足しておりますがいかがでしょうか。
 

さてブログも長くなると読まれなくなります。
この様な実践セミナーの必要性を大いに感じました。
設計者そしてソフトベンダーが大いに勉強し
意見交換し天空率がよりよい制度として運用できる様行政にも働きかける。
 天空率情報セミナーはまた近々開催します。ご期待下さい。
今回欠席された方には当日の資料を郵送します2,3日お待ち下さい。


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