祇園まつり京都での事 | 比嘉ブログ

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建築企画CAD「TP-PLANNER」開発者の日常・・建築基準法,天空率、日影規制講座などチャンプルーなブログ

2008年8月4日(月曜日)

 先日大阪ユーザー会の後、早い夏休みをとり京都祇園まつりを見学に行ってまいりました。
宵宵山から山鉾巡行(観覧席が予約とれまして)まで堪能しました。
 その絢爛豪華歴史ある立派な話は他のブログにおまかせして宵宵山で夕食にと飛び込んだおばんざい屋さんでの出来事。


 1階が満席で靴をビニール袋にいれ2階に上がると10帖ほどの座敷の部屋
テーブルが3席、奥の角に少々にぎやかな紳士のグループが5人ほど歓談していました。


少々うるさいなと内心思いながらその反対側の隅に席をとる事にしました。
なつかしいちゃぶ台です。
 

席に着こうとすると60は越えていると思われるその紳士が3人ほどさっと軽い身のこなしでなにやら私たちとの席の間、壁際においたグループの靴が目ざわりだと思われたのか「どうも失礼しました」と靴を自分たちのテーブルの下に入れられた。


10帖ほどの部屋なのでこちらも気にならないので「どうぞお気遣いなく」とだけお伝えし席に着きました。 しばらくするとジーパンで太めと浴衣姿のいわゆるアラサー(おおよそ30歳:沖縄の人が勘違いすると話しがめんどうになるので念の為)女性2人がやってきてその間に着席したのですがここからが京都さすが関西あっぱれという良い話。


 その席が比較的紳士のグループに近かった事もあったのでしょうが,「おねーさんたちどちらから」「兵庫と奈良からです」と太めのジーパン女性が主に対応。
「祇園まつりの見学ですか」「毎年きてます。」「それはそれは京都市長になりかわりお礼を申し上げます。」「こちらこそ兵庫、奈良県知事に成り代わり本日 はおめでとうございます。」と頭をさげ、かたわら扇でさかんに女性たちに風をおくる他の紳士は「暑かったでしょうしばらく扇いであげます。10分で500 円になりますヨ。」「いやいやこれはどうもこちらもこの浴衣美人を10分ながめていただきますと1000円になりますので」・・・・・・「おねーさんたち が数段上手や」こちらまで爆笑でその間5分とない時間でしたがかたわら聞いていた私たちまで幸せな気分でした。


 先に席を立つ紳士たちが帰りがけ「お騒がせしましたと」の一言に、こちらこそ「充分たのしませていただきました」。

山鉾巡航先頭のなぎなた鉾に興奮し写真をとりまくる人たち。 あまりの暑さに30分で観覧席に空席がめだちます。

左端は山鉾巡航先頭なぎなた鉾の登場に興奮し
シャッターを切りまくる観覧席の人たち。

右はあまりの暑さに30分ほどでがらがらになった観覧席。
今年の暑さは沖縄人もびっくりです。