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「 それから 二人とも もう 帰ってくれないかなあ?  帰ってから また 二人で 今から いつものように・・・愛し合ったら どう?  俺は 今から 他にも やることがあるしね。  それにしても・・・、由美子・・・ 君は すごいね・・・。 」



由美子に対して ニヤッと冷笑した上で 最大限の 嫌味を 言ってやった。



もっとも 由美子に 少しでも こたえたかどうかは よくわからなかった。



由美子は こんなことは 別に 平気かもしれない。



由美子にとって 困るといえば・・・ スマホの データーの喪失ぐらいかもしれない・・。



俺は 頭の中で 由美子の心情を 想像していた。



多分 俺に対しては 申し訳ないとか そんな感情は全くなく スマホの中身を 見られた怒りと 消失した データーの 復旧を どうするかを 考えていたのだろう。



二人は 破壊された スマホの 破片の欠片を 出来る限り かき集めて それを持って 部屋を出て行った。



少しでも データーの回復を 願っての行動だろう。



しかし 当たり前だが そんなことでは スマホのデーターは もう回復しないだろう。



ハヤトの方は スマホの データーのバックアップが パソコンに 取ってあったり クラウドに アップしてたりしていたら 回復も可能だろう。



由美子に関しては クラウドのデーターも 消してやったから 後は 過去のスマホの 古いデーターで 電話帳の 一部の 復活ぐらいしか 出来ないだろう。



由美子には きっと これが一番 こたえるだろう。



「ざまあみろ。」 俺は 心の中で 由美子に叫んでいた。



でも 多分 由美子は まだ クラウドのデーターまで 消去されているとは さすがに 思っても いないだろう。



しかし 間もなく クラウドのデーターまで 抹消されていると気付いた時の 由美子の 怒りに 震えるところを 見てみたい 気にも ちょっとなった・・・いい気味だ・・・。



これで 由美子の 男遊びが 治るわけではないだろうが・・・ 連絡がつかない相手ばかりになって 大いに困るだろう・・・それも ざまあみろ って 言ってやりたい。







( つづく )





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