新しいシーズンがやって来ましたね。
今季はまたどんな素晴らしいワクワクが
待っているのでしょうか？
本当に楽しみです。
それにしても、未だ胸に残っているのは、
羽生君がFaoI新潟楽公演で語られたという
言葉。
「オリンピック優勝よりも嬉しかった日々」
この・・・
思わずはっと目の覚めるような、
なんとも純粋で、なんとも重みのある台詞。
考えてもみれば、
昨年の同じ時期は一切のショーに出られず、
長い時間、氷の上にも乗れず・・・
そして同時に、
ある詩が頭に思い浮かぶ。
山のあなたの空遠く
幸い住むとひとのいう
ああ、われひとと尋（と）めゆきて
涙さしぐみかえり来（き）ぬ
山のあなたになおとおく
幸い住むとひとのいう
「山のあなた」（カール・ブッセ 山田敏訳）
もちろん定番の解釈はあるけれど、
様々な受け取り方も出来るこの詩。
きっとそれぞれの人生の、
それぞれが立っている場面によって、
また違った景色を見せてくれる詩のような
気がする。
あの栄光の瞬間ですら通過点と言った彼。
最近、ハッピーエンドについて
考えることがある。
現実とか、架空のお話だとかの区別なく、
本当はそういうものはないのかも知れない、
とも思う。
幸せは完結するものじゃなく、
きっとその瞬間瞬間に訪れるものに
違いない。
だって人生は続いて行くものだから。
だからきっと私達はそれを糧に
生きて行けるんだろう。
今季もどうぞよろしくお願い申し上げます。
全てのスケーターが無事に、
幸せに過ごせるよう祈ります。
ちょっと趣味の告知を・・・
本日夜１０時３０分より、
「ゆとりですがなにかSP
純米吟醸純情編①」
（②は来週９日に放送予定）
日テレ系にて放送されます。
どうかお見逃しなく！
失礼いたしました（笑）。
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最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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