ユニコーンSで注目すべき、「官公庁から多くの業務を受託している大阪の優秀な経営者」とは | 元JRA馬主・小栗範恭のブログ

ユニコーンSで注目すべき、「官公庁から多くの業務を受託している大阪の優秀な経営者」とは

おはようございます。

元JRA馬主で、一口馬主クラブ・「日信レースホース」(後のセゾンRH・現在のライオンRH)の代表を務めていたこともあり、現在は「パーフェクトホースマンズ」の「馬主情報部」に所属している、小栗範恭(のりやす)でございます。

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そしてここからは、ユニコーンSに関して、私の頼もしい仲間の一人、「馬主のNさん」が連絡してきた内容をご紹介します。

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前田幸治オーナーは、地下で大阪梅田駅と直結している、「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」の29階に本社を構え、上下水道の管理や、高速道路の管理・管制、保守点検などを手掛けている、「アイテック株式会社」の代表取締役会長を務めております。

1981年に設立された同社は、上下水道設備の運転管理や、高速道路の巡回パトロールや管制室の運用・保守といった道路管理や、ゴミ焼却施設の運転維持管理といった、生活インフラに関わる専門技術業務を非常に多く官公庁から受託しており、私が確認したところ、「2023年3月期」の売上高は「215億円」という素晴らしい数字となっておりました。

そして現在は、本社の他にも、東京都港区虎ノ門の「東京本店」や、愛知県名古屋市西区の「名古屋支店」や、宮城県仙台市青葉区の「東北支店」など、全国各地に27の支店を構えており、約2500名の従業員を擁しておりますので、同社のトップである前田オーナーは、「誰もが認める優秀な経営者」と言える筈です。

また、前田オーナーは、新冠にある生産牧場、「ノースヒルズ」の代表も務めており、同牧場は敷地面積が120ヘクタール(120万平方メートルで、東京ドーム25個分以上)もあり、800mの馬場などを有している上、同牧場の関連施設として、100ヘクタールの広大な敷地で、主に1歳馬の中期育成を行う「ノースヒルズ清畠」(北海道沙流郡日高町)と、800mのウッドチップ坂路コースや800mの周回ダートコースを有し、デビュー前の2歳馬や現役の競走馬に本格的なトレーニングを行う「大山(だいせん)ヒルズ」(鳥取県西伯郡伯耆町)も運営しております。

2020年の牡馬三冠を制したコントレイルは、「ノースヒルズ」の生産馬であり、「ノースヒルズ清畠」の育成馬です。

「大山ヒルズ」のゼネラルマネージャーを務めている斎藤慎氏は、「広大な敷地を有するノースヒルズ清畠が完成してからは、丈夫な馬が多くなった」と話しておりました。

また、前田オーナーは、先述した通り、生産牧場の「ノースヒルズ」を有するオーナーブリーダーですが、イギリスでは「ジェネシス・グリーン・スタッド」、アメリカでは「レーンズエンドファーム」、アイルランドでは「キルティナン・カッスル・スタッド」など、海外の生産施設にも繁殖牝馬を預けております。

前田オーナーは、2017年、「大山ヒルズ」の近郊に、「アイテック株式会社」の社員研修所であり保養所でもある「悠翠郷」(ゆうすいのさと)を開設しており、同年の5月15日(月)に催された完成披露会には、武豊騎手、福永祐一騎手(現在は調教師)、ミルコ・デムーロ騎手、クリストフ・ルメール騎手など、多くの競馬関係者も参加しておりました。

馬主としての前田オーナーは、私が確認したところ、1983年からJRAで馬を走らせており、代表的な存在としては、2010年と2011年のジャパンCダートを連覇するなど、GIを4勝したトランセンドや、2011年の宝塚記念を制したアーネストリーや、2012年の天皇賞・春を制したビートブラックや、2014年のダービーを制したワンアンドオンリーや、2016年のJBCクラシックを制したアウォーディーなどが挙げられます。

前田オーナーが過去最高の成績を残したのは2011年であり、この年は、アーネストリーが宝塚記念とオールカマーを制し、トランセンドがフェブラリーSとマイルCS南部杯とジャパンCダートを制するなど、「42勝・獲得賞金13億3806万円」という数字を記録しておりました。

しかし、その後は成績が伸び悩み、2021年までの3年間も、

2019年→17勝・獲得賞金4億8128万円
2020年→16勝・獲得賞金5億9260万円
2021年→19勝・獲得賞金3億6400万円

と記せば分かる通り、獲得賞金が2011年の半分以下に留まっておりましたが、一昨年は、ジャンダルムでオーシャンSとスプリンターズSを制するなど、重賞4勝を含む22勝を上げ、獲得賞金は「7億1019万円」と、前年の倍近くとなっており、尚且つ、クリンチャーで地方交流重賞の名古屋大賞典を制するなど、巻き返しに成功しております。

しかし昨年は、一昨年の半分となる11勝に留まってしまった上、重賞を勝てなかったこともあり、獲得賞金は「2億7769万円」と、一昨年の4割以下となっておりました(エミューがフラワーCを制した時はノースヒルズの名義)。

当然、今年を迎えるにあたって前田オーナーは、「一昨年の勢いを取り戻したい」と考えていた筈であり、実際、今年は、先週までに4勝を上げ、獲得賞金が「8456万円」と、昨年の同時期(4月23日【日】まで)の「7594万円」を上回っておりますので、現在の前田オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えている筈です。

また、前田オーナーは、「ノースヒルズ」の生産馬だけで十分な頭数を確保できる規模のオーナーブリーダーでありながら、毎年のように、自身の名義と「ノースヒルズ」の名義で多くの「競走馬セール」に参加しており、昨年も、

■7月10日(月)~11日(火)の「セレクトセール」
4頭を7億9860万円で落札

■7月25日(火)~26日(水)の「HBAセレクションセール」
4頭を1億5510万円で落札

■8月21日(月)~25日(金)の「HBAサマーセール」
5頭を7645万円で落札

と、計13頭を10億3015万円で落札しておりました(落札金額は全て税込表記)。

当然、現在は、「落札資金の回収ペースを早めたい」とも考えていることでしょう。

そういった中、今週、前田オーナーは、「ノースヒルズ」の所有馬も含めて、1着賞金3700万円(馬主の取り分は8割の2960万円)のユニコーンSにカゼノランナーとノットイナフとラムジェットを登録しておりますので、私がオーナーであれば、それぞれの厩舎サイドに対して、渾身の勝負仕上げ指示するのは間違いありません。

実際、私の元に届いている、最終追い切りに関する報告が、

■カゼノランナー
「昨日、坂路で一杯に追われて、4Fが54秒6、終いの1Fが12秒9っちゅう時計を出しとりました。17日(水)に同じ坂路でやった一週前追い切りでは、レースでも乗る予定の藤岡佑介君が、しっかりと負荷を掛けとったし、今週は、引き締まった馬体が目を引くもんでしたわ」

■ノットイナフ
「昨日、Cウッドで一杯に追われて、6Fが83秒4、終いの1Fが13秒4っちゅう時計を出しとりました。古馬オープンのオディロンを1秒8先行する形で、最後はコンマ7秒差の遅れやったけど、力強い脚捌きで最後まで集中して走れとりましたな」

■ラムジェット
「昨日、Cウッドに入れられて、7Fが99秒8、終いの1Fが11秒9っちゅう時計を馬なりで出しとりました。古馬オープンのキリンジを1秒3先行する形で、一杯に追われとった相手に、余裕残しの手応えで最後はコンマ2秒先着しとったし、デキがエエ馬ならではのキビキビとした脚捌きで走れとりましたわ」

という内容でしたから、3頭とも好レースが期待できると私は考えております。

また、今週は、「完全に財布が同じ」と言える弟の前田晋二オーナーが、1着賞金2億2000万円(同1億7600万円)の天皇賞・春にディープボンドを登録しておりますので、こちらも、全く同じ理由で「勝負懸かり」と考えておくべきでしょう。

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ユニコーンSについて、「馬主のNさん」から届いた報告は以上です。

なお、私が所属している「パーフェクトホースマンズ」では、ホームページ、及びいくつかのブログに於いて、「非常に有益な情報」を包み隠さず公開しております。

そこで、「馬券で儲けたい」、「万馬券を取りたい」と真剣に考えている方には、「パーフェクトホースマンズ」のホームページはもちろんのこと、私のブログや、他のブログを毎日欠かさずご覧になることを推奨しておきましょう。

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本日は以上です。

小栗範恭でした。