「重賞を97勝している一口馬主クラブ」から感じる、日経新春杯などへの勝負気配 | 元JRA馬主・小栗範恭のブログ

「重賞を97勝している一口馬主クラブ」から感じる、日経新春杯などへの勝負気配

おはようございます。

元JRA馬主で、一口馬主クラブ・「日信レースホース」(後のセゾンRH・現在のライオンRH)の代表を務めていたこともあり、現在は「パーフェクトホースマンズ」の「馬主情報部」に所属している、小栗範恭(のりやす)でございます。

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そしてここからは、日経新春杯と京成杯と愛知杯に関して、私の頼もしい仲間の一人、「馬主のNさん」が連絡してきた内容をご紹介します。

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「シルクレーシング」は、クラブ法人を設立した「阿部製糸株式会社」が、絹糸(シルク)を製造していたことが名前の由来でして、以前は、「福島馬主協会」の副会長理事である阿部善武氏が、クラブ法人・「有限会社サラブレットオーナーズクラブ・シルク」の代表を務めておりましたが、2014年の8月1日(金)、社名が現在の「有限会社シルクレーシング」に変わり、それと同時に、以前は取締役を務めていた米本昌史氏が代表取締役に就任しました。

同クラブは、2008年の産駒から、「社台コーポレーション・白老ファーム」の生産馬を「募集馬ラインナップ」に加え始め、2011年には、「ノーザンファーム」の生産馬をラインナップの主力としていた上、この年には、それまで「シルク」が運営していた育成牧場・「天栄ホースパーク」(福島県岩瀬郡天栄村)を「ノーザンファーム」に売却するなど、この数年間で一気に「社台グループ」との提携を強化しております。

そして、その効果はすぐに表れており、「ノーザンファーム」の生産馬であるローブティサージュが、2012年の阪神ジュベナイルFを制し、2000年のオークスから続いていたGIの連敗を、「37」で止めておりました。

もちろん、勝利数と獲得賞金にも、「提携のプラス効果」が明確に表れており、2017年までの5年間は、

2013年→48勝(重賞0勝)・獲得賞金8億1700万円(馬主リーディング11位)
2014年→78勝(重賞5勝)・獲得賞金13億0616万円(同6位)
2015年→66勝(重賞1勝)・獲得賞金13億2369万円(同5位)
2016年→96勝(重賞2勝)・獲得賞金17億1811万円(同4位)
2017年→101勝(重賞4勝)・獲得賞金18億5173万円(同4位)

と記せば分かる通り、「完全に右肩上がり」となっていた上、2018年は、アーモンドアイで牝馬三冠とジャパンCを制するなど、重賞を13勝し、全体で「118勝・獲得賞金30億8921万円」という成績を残し、「馬主リーディング2位」となっております。

2019年は、「90勝(重賞13勝)・獲得賞金25億8316万円」と、前年の数字を下回り、馬主リーディングも、1つ順位を落として「3位」となってしまったものの、2020年は、アーモンドアイでヴィクトリアマイルと天皇賞・秋とジャパンCを、ラウダシオンでNHKマイルCを制するなど、重賞を14勝し、全体で「121勝・獲得賞金36億0254万円」という過去最高の成績を残しており、「馬主リーディング2位」で1年を終えておりました。

しかし2021年は、ピクシーナイトでスプリンターズSを制したものの、「102勝(重賞10勝)・獲得賞金24億8860万円」と、2020年を大きく下回る成績に終わり、「馬主リーディング3位」に留まっていたため、一昨年は同クラブの関係者全員が、「必ず巻き返しを図りたい」と考えている筈です。

実際、一昨年はJRAに於いて、イクイノックスで天皇賞・秋と有馬記念を制するなど、重賞11勝を含む126勝を上げ、2021年を大きく上回る「33億0499万円」の賞金を獲得し、「サンデーレーシング」に次ぐ「馬主リーディング2位」となっており、尚且つ、オーソリティでサウジアラビアのネオムターフCを制し、90万ドル(約1億0390万円)の賞金を獲得しております。

しかし、昨年は、イクイノックスでドバイシーマクラシックを制し、348万ドル(約4億7000万円)の賞金を獲得しているものの、JRAでは、一昨年に11勝もしていた重賞を、7勝しかできていないことなどから、獲得賞金は「28億3610万円」と、一昨年を下回っており、「馬主リーディング」では、「サンデーレーシング」と「キャロットファーム」と「社台レースホース」に次ぐ4位となっておりました。

当然、今年はクラブの関係者全員が、「一昨年の勢いを取り戻したい」と考えているのでしょう。

また、「シルクレーシング」は、JRAで17億5655万円、海外で約4億7000万円の賞金を獲得していたイクイノックスを、昨年のジャパンCを最後に引退させたため、現在は、同クラブの関係者全員が、「その分を他の馬で稼ぎたい」とも考えている筈です。

こういった中、今週、「シルクレーシング」は、1着賞金が5700万円(馬主の取り分は8割の4560万円)の日経新春杯にヒンドゥタイムズ、1着賞金が4100万円(同3280万円)の京成杯にアーバンシック、1着賞金が3800万円(同3040万円)の愛知杯にセントカメリアを登録しておりますので、私がクラブの関係者であれば、それぞれを預けている厩舎に対して、渾身の勝負仕上げを指示するのは間違いありません。

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日経新春杯などに関して、私の頼もしい仲間の一人、「馬主のNさん」から届いた報告は以上です。

なお、私が所属している「パーフェクトホースマンズ」では、ホームページ、及びいくつかのブログに於いて、「非常に有益な情報」を包み隠さず公開しております。

そこで、「馬券で儲けたい」、「万馬券を取りたい」と真剣に考えている方には、「パーフェクトホースマンズ」のホームページはもちろんのこと、私のブログや、他のブログを毎日欠かさずご覧になることを推奨しておきましょう。

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本日は以上です。

小栗範恭でした。