中山金杯では、「アート引越センター株式会社の創業者」から目が離せません | 元JRA馬主・小栗範恭のブログ

中山金杯では、「アート引越センター株式会社の創業者」から目が離せません

おはようございます。

元JRA馬主で、一口馬主クラブ・「日信レースホース」(後のセゾンRH・現在のライオンRH)の代表を務めていたこともあり、現在は「パーフェクトホースマンズ」の「馬主情報部」に所属している、小栗範恭(のりやす)でございます。

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さて、昨日までに続き、本日も、

「2024年、注目したい馬主」

をご紹介します。

本日、「その9」としてご紹介するのは、寺田千代乃オーナーです。

寺田オーナーは、以前、「アートコーポレーション株式会社」の代表取締役社長を務めておりましたが、2019年の12月20日(金)に、オーナーのご長男で、副社長を務めていた寺田政登(まさと)氏が社長に就任したことにより、現在の役職は名誉会長です。

1968年、「寺田運輸」として創業された同社は、1976年、社内に「アート引越センター事業部」を設置して、次の年にその事業部を「アート引越センター株式会社」として独立させておりました。

それからは、「あなたの町の0123」という覚えやすいメロディが流れるテレビやラジオのCMや、イメージキャラクターに「ドラえもん」を起用するなどの広告戦略で、子供からお年寄りまで幅広い層に認知されるようになりましたね。

1990年、「アートコーポレーション株式会社」に名称を変更した同社は、

■「アートバンライン株式会社」(大阪府大阪市)
主な事業は商業輸送

■「アートプランニング株式会社」(大阪府大阪市)
主な事業はマンションや戸建ての分譲

■「アートプラス株式会社」(大阪府大阪市)
主な事業は家電製品や輸入車の販売

■「アートチャイルドケア株式会社」(東京都品川区)
主な事業は保育施設の運営

といった系列企業を有しており、2022年の1月1日(土)には、1990年まで使用していた「アート引越センター株式会社」に社名を戻しております。

そして2022年9月期の決算は、

「連結売上高1445億4600万円」

「連結経常利益67億4100万円」

という素晴らしい数字となっており、現在はグループ全体で6300名以上の従業員を雇用しておりますので、同社を創業から一代で大きく成長させた寺田オーナーのことは、多くの方が、

「尊敬すべき優秀な経営者」

と認めている筈であり、2003年には、寺田オーナーの半生をモデルに、「おしどり夫婦が引越業で成功をつかむストーリー」を描いた、

「あなたの人生お運びします」

という、藤原紀香さんが主演のテレビドラマが、TBS系列で放送されておりました。

馬主としての寺田オーナーは、確か1997年からJRAで馬を走らせており、過去の代表的な存在としては、2007年のマーメイドSを制したディアチャンスや、2018年の京都牝馬Sと阪神牝馬SとターコイズSを制したミスパンテールなどが挙げられます。

2018年の寺田オーナーは、ミスパンテールの活躍などによって、「11勝・獲得賞金3億1734万円」という過去最高の成績を残しており、2019年も、リオンリオンで青葉賞とセントライト記念、マイスタイルで函館記念を制するなど、8勝を上げて、「2億8486万円」の賞金を獲得しております。

ただ、その後の2年間は、

2020年→7勝・獲得賞金9802万円
2021年→9勝・獲得賞金1億7098万円

という形で数字が伸び悩んでいたため、2022年の寺田オーナーは、「必ず巻き返したい」という思いを強く抱いていたのでしょう。

実際、2022年は、マテンロウオリオンでシンザン記念、マテンロウレオできさらぎ賞を制するなど、10勝を上げて、前年を大きく上回る「3億1190万円」の賞金を獲得しておりました。

更に、2023年も勢いが続いており、12月28日(木)までにキャリアハイとなる14勝を上げ、獲得賞金は「3億3426万円」と、こちらもキャリアハイの数字になっております。

当然、2024年を迎えるにあたって寺田オーナーは、「2023年の勢いを止めたくない」と考えているのでしょう。

また、寺田オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、2023年は、7月10日(月)と11日(火)に行われた「セレクトセール」に於いて、4頭の落札に2億4860万円(税込)を投じておりました。

当然、寺田オーナーは、2024年の「競走馬セール」にも参加する可能性が高く、現在は、「今後に向けて、潤沢な落札資金を確保しておきたい」と考えている筈です。

そういった中、今週は、1着賞金が4300万円(馬主の取り分は8割の3440万円)の中山金杯にマテンロウレオを登録しておりますので、私が寺田オーナーであれば、同馬を預けている昆先生に対して、かなり勝負懸かった指示を出すのは間違いありません。

その上、寺田オーナーは、同日に開催される、1着賞金が4300万円(同3440万円)の京都金杯にマテンロウオリオンを登録しておりますので、マテンロウレオと同じ理由で、「こちらも勝負懸かり」と考えておくべきでしょう。

なお、私が所属している「パーフェクトホースマンズ」では、ホームページ、及びいくつかのブログに於いて、「非常に有益な情報」を包み隠さず公開しております。

そこで、「馬券で儲けたい」、「万馬券を取りたい」と真剣に考えている方には、「パーフェクトホースマンズ」のホームページはもちろんのこと、私のブログや、他のブログを毎日欠かさずご覧になることを推奨しておきましょう。

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本日は以上です。

小栗範恭でした。